いやー、ガスブロのミリガバを改造しつつも完成とは言えない状態のまま電動ガンのメカボ弄りにハマってしまい、すっかり放置してました。
途中でMEUピストルを買ってみたりしましたが
1911の日記を最後に書いたの20年の1月ですからねー。
たまに引っ張り出してシリコン吹いてガチャガチャやったり程度には触ってましたけど。
G18Cをカービン化した辺りで、やっぱりガスブロ良いなと思いつつMEUもひと段落、久しぶりにまたカスタムしてみます。
マルイのカスタムガバ用フレームに換装して、ビーバーテイル化を目論んだまでは良かったけどハンマーが接触、そんでリングハンマーを密かに仕入れてました。
グリップをMEUに持って行かれる前の写真。
武骨かつシンプル、これがガバメントらしさかなと個人的に思ってて満足出来る仕上がりに
なったら終わりじゃないすか。
面白くないんすよ。
はい、やってまいりました毎度の無駄カスタムの時間です。
ガバメントはメタルスライドが悪さしてて微妙だから手直しも兼ねるんですが。
メタルスライド自体、違法だとか合法だとか管轄によって見解が違うグレーゾーンなパーツでも有るんで外した方が無難だし。
で、今回はスライドを純正に戻すついでにガスコキ化してみます。
今までのカスタムの労力が全部無駄になるので無駄カスタム。
以上
元々マガジンが薄くタンク容量も少ない事から冷えに弱いんですねシングルカラム型マガジン、ガスコキ化(飽くまでも通称の様です)してガスの消費量を抑えて冷え対策とします。
本体側の諸々の加工が不要でブリーチ周りと入れ替えるだけで良いらしいガスコキ化キットを某オクで落札。
➡︎がプランジャー、奥は純正ブリーチ。
3Dプリンタ出力の部品ですね、ハンマースプリングに嚙ますプランジャーが一体で整形されてるので切り離して使用します。
ブリーチとローディングノズルが一体化した構造で、スライドを後退させる機構(ピストン及びシリンダー)を無くし、弾を飛ばす方向にのみガスの通路が有ります。
弾を飛ばすのはガスの力だけど、次弾を装填し
ハンマーを起こすには手動でスライドを後退させて戻す、エアコッキング銃とガス銃の合いの子に簡単に出来るパーツです。
ブローバックの醍醐味は無くなるけど、バシャッと言うあの作動音が無くなるので非常に静かになる筈で、ガスも弾を飛ばす分しか使わないので消費を抑えつつ冷えにくくなる、と。
使っていたメタルスライドではブリーチが僅かに出っ張ってしまい色んな不具合が発生してたのを加工・擦り合わせして、無理矢理にクリアさせてたんです
今回のガスコキ化キットの組み込みも、メタルスライドのままでは良い状態にならないと思うし、前述した諸々の理由も含めて今まで使ってたメタルスライドと軽量ブリーチは廃棄してノーマルスライドに戻します。
ブリーチ周り以外はノーマルの組み合わせで行きますが、ショートリコイルを再現したバレルの動作も必要無いのでスライド内側のラグを削ってアウターバレルと嵌合しない様にしておきます。
アウターバレルが引っ掛からず下がらない所まで削る。
フレームも1911に戻し、先ず大まかにこんな感じになりました。見た目は中古のマルイの1911。
グリップはMEUですけどね。
初速に関わるパーツは純正長のタイトバレルのみ、この状態で計測して0.2gでおよそ79m/s、良く出来たキットでした
よし、準備は出来たな。
そろそろ本気出す。
なんでガスコキ化キットなんぞ組んだのか?
ショートリコイルをキャンセルした意図は?
静音化だの燃費改善による冷え対策だの、そんなのは半分ぐらいが後から付け足したテキトーな理由。
HERA ARMS CPEスタイルカービンキットです。
これです、ガバもカービン化したかっただけなんです
G18はカービン化してもフルオートが使えるのでサブマシンガン的に楽しめるとして、それならガバはスナイパーライフル的な雰囲気にしようかと。
ガスコキ化すれば、雰囲気だけボルトアクションライフルの様な使い方を楽しみつつ静かで冷えによる出力変化から来る弾道の変化を抑える事が出来るかなと思ったんですね。
そもそもカービンキットですし、ライフルと言う長さではないんですけど。
一先ずマルイのMWS用純正バレルでそれなりのロングバレルにしてみます。
初速オーバーしそうな長さだな・・・
組み合わせたチャンバーは僅かに長掛けになる(っぽい)GUARDERの強化チャンバーにライラクスのホップダイアル、この辺はマルイ純正のままでも実は問題無かったりしますがパッキンをMODIFYのXレンジパッキンにしてみました。
これで初速を計測・・・
ねー、オーバーするよねー
ハンマースプリングを少しカットして・・・
まだギリギリかな。
もう少しですな、トータル3巻きほどカットして0.2gで最高95m/sぐらいに収まったのでOK。
ちなみにこのMODIFYのパッキンですがハンドガンのチャンバーと言うか、押しゴムの無いレバー直押しタイプでは押し切れないらしくホップ山があまり出なかったので、一先ず元のKM企画の緑パッキンを装着してます。
ガバ本体の準備が出来たのでキットに挟み込み・・・
ちょっと写真が悪いですが・・・
アウターバレルエクステンション、サプレッサー、バッファチューブ、ストックなんかを組み付けて、逆に余計な物は外してみました。
流石にサプまで付けると重量でバレルが下がってしまい閉鎖不良が出たので、バレルを下から支持する機構を追加して完成。
ストックは手元に有った奴をとりあえず付けただけなので追々違う物に交換する予定。
フルメタル構成の電動M4ばかり持ってたので、この軽さには驚くばかりだったりします。発射音も小さく『ボッ』って言うだけなのに初速は結構高いし・・・
あとは試射だなー、今度の日曜に撃って来ますかね。
今回使用したガスコキキットは3Dプリンタ出力による成形品で、当然のごとく表面がザラザラしているのでガスルートパッキンやチャンバーパッキンが擦れる為に摩耗が懸念されたりします。
暫く使ってみてダメそうなら純正ローディングノズルを使って自作かなー。
普通に売ってる部品の集合体なので同じ事やってる人は多そうな気がしますが・・・
こんな面倒な事しないでVSRを買って来れば良いんじゃないの?とか野暮な事は思っても言ったらイカンよ