世間は盆休み、私には単なる日曜でしたが試射会に行って来ました。


台風も無事に抜けて、毎度の仲間達も上手い事合流してくれまして車でサクッと毎度のNo.9さんへ。


シューティングレンジしか使用しない私達にとってはレンジとセーフティエリアが隣り合わせと近く、屋根も有るし一応は扇風機も完備されてるので楽だし助かってるんでお気に入りですNo.9さん


今回の試射会にはスタンダード・流速の両M4と先日ボアアップしたMEUを持ち込みましたが・・・


実は、どちらのM4も謎の弾詰まりが起きてたんですが原因がチャンバーパッキンのリップ側の変形による装填不可状態によるものでした。


どちらも宮川ゴムのフラット・長掛けミドルとホップ山の有無こそ違えど同じメーカー。


調べたところによると、リップ部に成形上の都合なのかバリが発生していて給弾過程で引っ掛かり、使用初期は問題無いが徐々に引っ張られて歪んでしまうみたい。


これ、カスタムパーツのみで組まれた私の2梃のM4だけでなく、最近パッキン交換を行った仲間のMP5でも症状こそ軽いものの起きてます。


MP5はチャンバーやノズル等もマルイ純正のままですのでパーツ同士での相性による事象ではない模様。


以前の同社パッキンではそんな症状が無かったんですが、金型の劣化とか起きてるんですかね?







スタンダード仕様のM4で比較してみます、手元に在庫してたMaple leafのパッキンPDIのダブルホールド、懲りずに買ってみた宮川ゴムの長掛けミドル(シリコン)、ついでに興味本位でACE1のチャンバー付属パッキンを現地で組み替えてテスト。




押しゴムは宮川ゴムの付属品のままパッキンだけ交換・・・と思ってたんですが初期装備だったメープルリーフから交換する時に見事に落として失くしまして、手持ちのライラクス・ブリッジタイプ(ソフト)を以後使って比較笑い泣き


これはPDIのダブルホールド硬度50の物。

柱が邪魔じゃねぇか気付けよ俺。


ってのは置いといて癖の無い弾道ですね、悪い評判を聞かないのも納得です。ちなみにカメラを下部レールに装着してあり僅かながら弾道を見上げる視点となる為かホップが強めに見えてますが、実際にはそれ程でもないです。


買って来た電動ガンをちょっと弄ってみたいなー、なんて初期段階の銃にはピッタリかもしれないですねコレ。


パッキンの外側に気密保持用のリブがあり気密漏れによる初速低下も防止してくれるし良いパッキンだと感じました。


これはMP5に使って貰うべく、仲間に贈呈ウインク







続きまして宮川ゴムの長掛けミドル・シリコン硬度60で試射。


んー、左右のバラ付きは本当に少ないと言うか皆無とも言えるレベルで性能は抜群なんですよね。


台風一過でちょっと風が有ったので多少逸れますがフルオートでも全弾が同じ所に飛んで行きます。


一応、組み込み前にリップ側にバリが無いか確認してますが、様子を見ながらも継続して使いたいのはコレかなぁ。


あ、暑さで射手が熱ダレして当たらなくなって来てるのはご勘弁下さい滝汗







続きましてのダークホース、ACE1のチャンバー付属パッキンです、赤い奴。


なんだオマエ悪くねぇじゃねぇかよ・・・


硬度は不明ですが、こちらもホップ山は小ぶりながらもいわゆる2点支持形状。


結構綺麗な弾道で、実は侮れなかったりしました。


パッキン全長が短めで、確認してませんが次世代シリーズやM14等の短めなパッキンを使用するチャンバーに無加工で使用できる可能性が有ります。


チャンバーを交換してしまう様なカスタムをしてる人は既にパッキンの選定も済んでいて不要になる場合が多いとは思いますが、わざわざコレを選ばないまでも絶対に使わねぇよ付属品なんかって程に無下には出来ない感じでした。







まー、動画だと差が判りにくいですし実際に撃ち比べても大差無いよねレベルでしたが、これは押しゴムがライラクスのブリッジタイプだったからってのも有るかもしれません。


ライラクスのブリッジタイプは厚みもあり、パッキンとの相性によってはホップ調整を最弱にしても僅かにホップを掛けた状態になると思います。


今回は見事に紛失した(と言うか落とした時点でもういいやと思ったw)宮川の押しゴムの方が厚みが薄いので、そっちの方が弱めな方向に調整範囲を取れるぶん万人受けするかなぁと思います。


長掛けホップ形状のパッキンでなければ、押しゴムも前後方向に長い必要はあまり無いですしね。


ただ、個人的な見解ですが面押しタイプの押しゴムの方が、パッキンのホップ山の前後方向の位置が多少違っても広い範囲をカバーして確実に押してくれる筈なので、部品同士の相性を気にせずにチャンバーパッキンの性能を引き出せるのではないかと考えてます。


もちろん、長掛けホップ形状のパッキンの性能を引き出すなら押しゴムも前後に長いタイプの方が良いです。







ついでだから仕様も参考までに書いておきますかね。


マルイ純正364mmバレル

マルイ純正ノズル

ACE1樹脂チャンバー

マルイ0.25バイオ弾


での比較試射でした。


銃はM4ですが色んなメーカーの部品を買い集めて組み上げた物で、メカボ的には普通にスプリング交換を行って初速を上げた程度の仕様。


残念な事に、何故かT238がセッティングモードに入らなくなりプリコックを使ってないので、むしろライトカスタムなスタンダードM4の弾道として参考になると幸いだったりします、命中精度に関わり易い部分は上記の通りなので良くある仕様と思って貰って間違い無い筈。


実は前回の弾詰まりで運悪くピスクラして中身のリフレッシュついでにモーターをEG-1000にしたらサイクルが速過ぎて落とそうかと目論んでるのは内緒の話ですw







そうそう、今回使ったカメラですが・・・


敢えての黄色。



Aliで買いました、HAWK EYEってカメラで7000円弱だったかな?


20mmレール対応のマウントが付属してるのが決め手でした、音も割りと良く拾ってるみたいです。


本当ならWiFi経由でスマホアプリと接続して色々と操作出来る筈なんですが、日本国内ではiOSでもAndroidでもアプリがダウンロードこそ可能ですが接続出来ない・・・


まあ、本体の操作で録画は出来るので良いかな、バイクにも使えそうウインク