そんな訳で表題のパトリオットは既に無関係になってますが気にせず続けますデレデレ




パトリオットの様に早い連射サイクルと初速を両立させる必要も無く、リコイルユニットを活かしつつ耐久性を持たせる方向性を考えれば、元からそれなりに初速出てる次世代電動ガンのG36Cを改造し過ぎないのも必要な手段。

リコイルスプリングを硬くしてるのと、初速にそれほど不満は無いので今回はメインスプリングを替えずに少しだけ効率を上げられたらってイメージで改修しました。

リコイルを増やすべく、そっちのスプリングを強くしたので、その為に増加した圧縮抵抗を軽減すべく他の部分でロスを減らして耐久性も含めたバランスを取りたいって事ですな。

具体的にはKM企画ピストンヘッドを採用する事で吸気穴付きとし、ピストン後退時のフリクション低減と前進時の気密アップを狙います。
一つはパト用。

これ、吸気穴が5個なんですよね珍しい形。多ければ良い訳でもなさそうなのと、ヘッド側に雌ネジが無いからピストンヘッドSHみたいにネジの緩みを気にしなくて済むしマルイ純正ピストンに対応してるって所がキモ。

耐久性を考えたらピストン周りって純正が最高なんじゃないかと思います。特に選択肢が少ない次世代G36ですし。

ごめんなさい、実は純正ヘッドの加工が面倒になっただけです正直に言いました。

そしてもう一つ、純正のメインスプリングは硬くない(パトと比べてるから尚さら)んですが、それでも存在する捻れによる抵抗を減らすべくライラクスベアリング付きガイドも採用。

パトリオットでは惜しみながら取り外した逸品だったりしてます。今回も多少の嵩上げになるけど、そのまま使います。


その他は各部のグリスアップやらピストンレールの研磨など、私の中でスタンダードにしたいメカボ内カスタムを合わせて行いました。定番メニューって奴ですね。

そしてシム調整ですが、次世代だからなのか各ギア共に遊びが0. 15mm前後と組み付け精度が高かった印象が有ります。

ベベルに関しては下側がシム無し。スパーとセクターのクリアランスが狭めな感じだったのでスパーの下を減らし上を増やして調整した程度でした。

軸受けは元のままの樹脂製を再利用したけど・・・樹脂軸受けを初めて触ったんですが都度新品に交換するかメタル製に替えた方が良さそうですね。

リコイルの増大により振動が増えるんで、振動対策としても先の杖的にメタル軸受けの採用は必須かな。

今回は純正の樹脂軸受けのまま組みましたが。

伸び代を残すor作る事をしないと、ただただカスタムしたい衝動に駆られる改造大好きオジサンは行き詰まりを自分で産んでしまうのですよ、段階的に行かないとね滝汗

その軸受けなんですが樹脂製が決して悪い訳ではないみたいですね、自己潤滑性だけを見れば樹脂製の方が高いらしいですし。







モーターは9.6V駆動とかリポバッテリーなら回るんですかね、もう少し慣らしを行なって様子を見て回る様になると良いんですけどね汗

トルク型のモーターとは言え磁力が強すぎでした、瞬間的にでももっと強い電流が無いと動かないってのは想定外。










そして、ピストン。

社外ピストンで私が確認できたのは2つだけでしたね、ライラハードピストンモケイパドックEPピストン。何方もそれなりに高価ね笑い泣き

リコイルオミットするなら何でも有りみたいですね、歯の幅さえハーフなら。リコイルは残したいので上記2つか現在のノーマルピストンのみ。

先日、計測用にマルイ製の0.2gプラ弾を調達したくて仕事帰りに秋葉原のエチゴヤさんに立ち寄って店内をチョイと物色。

買いはしなかったですがEPピストンを在庫してましたね、スゲーな良く在庫してたな(*⁰▿⁰*)

あ・・・不良在庫なんですかねゲロー

まだメカボを開ける前だったしエポキシ樹脂のピストンの耐久性に関する情報は無いしでパトに必要な小物だけ買って来たんですが、必要になったらピストンも買って試してみます。

しかし、このご時世でメイドカフェの呼び込みをしてる事に驚きましたね秋葉原。店も女の子も稼がないとイカンので大変なんだとは思いましたがね・・・まぁ、コメントは控えますw

話が逸れましたね、今回は純正ピストンに穴開きピストンヘッドだけ採用って組み合わせ、ノーマルのスプリングにベアリング付きガイドを組み合わせで、ノーマルに毛が生えた程度の内容ですメカボの中身は。

まあ、中古なのでオーバーホールしよう、ってのが目的ですからね、元はと言えば。









ピストン周りも含め各パーツも決まったしマルイの赤グリス・青グリスを使い分けながら慎重に組み付けます。

スプリングも弱めだし、スイッチ周辺も逆転防止ラッチも思ってたのと違って飛び出さず、凄く組み易いメカボでした。

パトリオットよろしくG36Cもシリンダー交換なんてプランを考えつつも、今回は内部を研磨し直した純正シリンダーを合わせて組み付け。
綺麗になりました。

シリンダーですが、恐らくピストンの下死点にあたる折り返し地点付近に摩耗の跡が少し見られました。

これを均す為に研磨したんですが、私の場合は純正シリンダーに関してはピカールを使って指で磨いてます。

内部の曲面にも馴染むし適度に柔らかく、下手にウエスを使うよりムラ無く磨けるのでオススメですよ、手が真っ黒になるけど。

それでも薄らと跡が残ったんで、やっぱりハードシリンダーに換装する事も検討中。







さて、サクッと組んだらサクッと計測。もちろんノーマルの260mmバレルに宮川パッキンで挑みます。
2m/sほど初速アップ。恐らく嵩上げ効果。

ノーマルスプリングにノーマルバレルなら良い方かな?

予定してたモーター交換が出来ずサイクルは下がる筈ですが・・・
低くても15発/sでした、良い感じ!

ついでにオーバーホール前と後の動画を撮ってアップしてみました。

どちらもフル充電後のミニSバッテリー駆動で撮影、まずカスタム前。

中古で買って来たまんまです。

続いてカスタム後。

ちょっと金属音が大きめに。

リコイルショックの強さは動画じゃ伝わりにくいんですが、音が違うの判りますかね?

衝撃が大きくなってるので音も少し大きくなってます。強化リコイルスプリング1つでこの効果には満足です。








シム調整時にギアを手で回した感触だと抵抗を感じたんですが、これ樹脂軸受けだとこんな感じなんですかね?

もちろん、軸受けも摩耗や変形が有ったと思いますがパトはシャラシャラ回ったんで、次はやっぱりメタル軸受けに交換してシム調整を行い、各ギアが無駄にブレない状態を作ります。振動対策にもなるかな?

スプリングの負荷増加に対してサイクルが落ちなかったのは、グリスアップ効果より吸気穴つきピストンヘッドの効果だと思います、近日中にパトにも組み込まないとウインク

良く言えば上品でハッキリ言うと物足りなかったリコイルショックが、『コツコツコツ』から『ガツガツガツ』っと来る感じに強くなり楽しさが増えました。同じ次世代でもM4みたいなヘビーリコイルバッファが無いG36には良いですよ。

またもや初物の次世代電動ガン、パトリオットのメカボで勉強した事が活かせた気がしますけどね、いやぁ本当に勢いって怖いすなぁ色々と_:(´ཀ`」 ∠):







そして番外編。

G36Cの改修前後の動画撮影や計測の為に、都度ミニSバッテリーを充電しイコールコンディションを心掛けた訳ですが、SHSモーターこそ回らなかったけど何か調子良い気が。

試しにパトにフル充電したミニSを繋げて計測したら・・・
完成直後と全然違う(汗)

初速は当たり前ながら94m/sと変化無いけどサイクルが18発/sから22発/sにアップ。

近々、ピストンヘッドを交換しつつもりもりドーナツを抜いて組み直しても良いかもウインク

これ、ニッケル水素バッテリー駆動じゃなく直流安定化電源で動かしたら気持ち良いんだろうね酔っ払い