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中国茶館へようこそ

こんにちは。ニコ生で中国茶を中心とした雑多なジャンルで雑談をしてます
ブログは初めてですが、どうぞ宜しくお願いします

http://com.nicovideo.jp/community/co178296

こんばんは。もうすぐ冬にも関わらず今日は暖かい一日となりました。

先週木曜日、用事で岐阜へ出たついでに再びasian tea house(アジアンティーハウス)さんへ。

これまでは東方美人をいただき、その後は凍頂烏龍茶のホットを。そして今回は何にしようか…と、お店へ着く前から色々あれやこれやと考えつつ。

今回は前々から気になってた烏龍ショコラミルクをMでいただくことにしました。





台湾の鉄観音…といえば、真っ先に思い浮かぶのが木柵鉄観音。なるほど、これなら香ばしく余韻しっかりしてるので、ショコラ&ミルクと合うかも…と期待を胸に膨らませていたのです。

随分前になりますが、このブログや放送でもお話した通りで、烏龍茶も実は色んなアレンジティーに使えるんです。特に香ばしく味の分かりやすいのはミルクティーにうってつけ。思えば色々試したものです。

友人宅へ茶葉を持っていって東方美人をタピオカミルクティーにしたこともありました。

そうした経験もあるので、待ってる間もワクワクして苦にならないのですね。

と、その間に小さいカップでオータムナルを試飲させてくれました。これも美味しい。


さて、Mサイズと侮るなかれ。意外にに大きいんです。

カウンター横に置かれてるカップをパチリ。




これだと少し分かりにくいかもなので、以前撮影したものを参考に。




これにしっかりと量が入ってるので満足感も抜群。

待ってる間に他にもお客さんが。開店から1ヵ月も経ってないのに色んな人に受け入れられてるんだと嬉しかったり。年齢層も自分も含めてバラバラで、若い学生さんも来ていました。


そしてついに烏龍ショコラミルクが…店主さんにお礼をいってお店を後に。

写真を撮ってる間もどんな味なのか早く飲みたい一心でした。





結構なみなみと入ってます。ストローも大きめです。

そして一口…


最初にチョコのコク、ミルクの柔らかさを感じ、その後徐々に口の中へふんわりと広がっていきます。イメージでは烏龍茶の香ばしさが前に来るのか…と、思っていただけに、虚を突かれる形になりました。


「あれ?木柵はどこにいるのだろう?」


ショコラミルクの味わいが舌と口の中で馴染んだ時、その存在感が現れます。

ここからは驚きの連続でした。先ほど書いたチョコのコクとミルクの柔らかさ。ともすれば飲みすすめるとベタつきにもなり兼ねない諸刃の剣。

そうならないように、味わいとその余韻を木柵の香ばしさが上手くまとめてます。それでいて青茶が本来持つスッキリと抜けてく感覚がショコラとミルクをべたつかせず、後味は不思議と爽やかなものに。

一口飲み終えた後に顔を覗かせるリンゴの優しい風味がお茶とショコラ、ミルクを上手く繋いでます。


雪がしんしんと降り積もった後の晴れた森の中…そんなイメージです。さながらリンゴは、雪の隙間から顔を覗かせた少し早い春の訪れ…といったところでしょうか。


青茶をミルクティーなどにする際、課題となるのは二つの味をどうつなぐか。過去、自分自身色々試してきたのですが、このリンゴには一本とられました。お見事、技ありの一杯です。

東方美人や凍頂烏龍茶などお茶そのものをとってもクオリティが高いですし、それにこういったアレンジ系のレベルもここまで…となると、次回行くのが更に楽しみになってきました。

また放送でも使う茶葉も買いたいです。


随分と久しぶりの更新になりました。


今日は用事で岐阜へお出かけ。待ち合わせ場所の名鉄岐阜へテクテク歩いて到着。

少し遅れてくるとのメールがあり、さてどうしたものかと改札前へ到着。

すると、目の前にそれは飛びこんできました。



元々お菓子のお店があった気がしたのですが、それがお茶のお店?なんだろうとメニューを見ると…





「!?」


驚かずにはいられないです。まさか、まさか岐阜の地で。それも名鉄の駅直下で。

台湾茶、中国茶の名前を目にする日が来ると思いませんでした。

たまらずお店の方に声をかけたところ、どうやら正式にオープンするのは10日からとのこと。

そんなお忙しい中でお話を色々聞かせてくださり、また写真も全然OKと気軽に許可をくださいました。


お店の名前はasian tea house(アジアンティーハウス

http://asianteahouse.jp/


店主さんはとても気さくで、暖かく誠実で…それでいて情熱を持たれている方という印象を受けました。

何より感動し、共鳴したのはお茶に対しての考え方です。


これは自分も放送でも言ってますし、クルーズさんが来た時にいつも言うことなのですが


「お茶って難しいかな、面倒かなと思うかもしれませんが、この放送を通じて何らかの興味をもってくだされば幸いです。」


何故これを言うのかといいますと…

やはり中国茶ってどうしてもハードルが高いイメージがあるのかな…と思い。それ故に少しでも砕けて中には「おっ!?」と感じられるようなスタイルで「とにかく適当でも美味しく、楽しく」をお伝えできればと取組んできた次第です。

振り返れば色々やってきたな…とと、話を元に。


店主さんのお考えもお茶に気軽に親しんで欲しいという思いがあり、例えば通勤前の朝にあいそうなのは。また、若い方にどうしたら楽しんで飲んでもらえるのか…ということに本当に心を砕かれてます。

商品となるお茶の名前ひとつにしても、フレーバーにしてもブレンドにしても…

様々なお茶(中国茶など)の芯を大事にし、しっかりと残しながら、気軽に親しめる、ワクワクしそうな工夫がしてありました。

メニューの一部がこちら。気になる方は上記のサイトへどうぞ!



と、ここでまさかまさかのサプライズ。特別に1杯飲ませていただくことに。

こちらから指定するのも…なので、全てお任せして待つ事しばし。

東方美人がやってまいりました。




本当は蓋がついてるのですが、お茶の色と最初の香りを楽しむ為、写真撮影の為に少し外し、写真を撮った後にいただきました。


これぞ東方美人!烏龍茶のスッキリ感と東方美人本来の甘さ、そして薄すぎず濃すぎず。ほんのり余韻の残る上手い淹れかただ…と関心感動、心は踊り身体も踊りたくなるぐらいです。

東方美人の良さを活かしながら、程よいライトタッチ。これならどんな方にでも合うと思います。

で、ここからが面白い話で。


「紅茶よりの烏龍茶の入り口が東方美人なら、緑茶よりの入り口が凍頂烏龍茶…」


全面的に同意です。まさか、ここまで波長が合うお店が見つかるとは思わなかったです。

そして、勢いのまま茶葉も何点か購入。これは後日記事にできれば…と。

勿論放送でも積極的に使わせていただくつもりです。


そして待ち合わせの時間も迫ってきたのでお礼をしその場を後にしました。



私見ですが、人にはそれぞれ運命の1杯があるのではないか…とずっと考えてきました。

自分自身そういった体験をし、他の方のそういった光景も何度も見てきました。

大体反応は同じで、心が凄く踊るんです。それも言葉にできないぐらいに。

今日、まさにその瞬間が久しぶりに訪れたのです。


「茶は人の心を引き立てるもの」というのは茶経の一節ですが…

少しでも沢山の方にお茶を通しての癒し、ときめき、安らぎが届くことを願ってます。

そして、アジアンティーハウスさんの成功を心から願い、微力ながら応援させていただきます。


お忙しい中貴重なお話を聞かせていただき、また対応していただき有り難うございました。

是非また足を運びたいと今から楽しみにしております。



なんかもう…感動と興奮のあまり長文&乱文でしたね…うーん。

でも、それぐらい感動と喜び一杯で少しでも早くお伝えしたかったんです、はい!








新しいスタイルの中国茶のお店、こんなお店があったらな…というのが本当にできました。

11月10日オープンとのこと。岐阜にお住まいの方、岐阜に用事でこられた方は是非!

こんばんは、およそ1年半ぶりのブログ更新です

今回は放送でも紹介した和紅茶について少し紹介したいと思います


まずは、この茶葉との出会いからです


たまたま立ち寄った街の洋菓子店の一角にその茶葉はありました

洋菓子店にも茶葉を置いてるんだと思い、並ぶ缶を見ると見慣れない文字


『揖斐川町産 和紅茶・ささまた』


和紅茶…数年前に飲んだ時はイマイチな記憶だったのですが…

先日出先でお土産で頂いた白川産の和紅茶を飲んでから一変

かなりレベルが上がってきてると実感しました


そんな体験が直近にあったのか、どうしても注目してしまう…

物珍しそうに眺めていると、それに気付いた店員さんが声をかけてくれました


ここからは店員さんの話や行き帰りの道中でスマホ等で調べた事に基づき書かせていただきます

不正確な部分を含むかもしれないので、何とぞご容赦くださいです


どうやらこの茶葉は、珍しい在来種と呼ばれるもので作られてるそうです

今では様々な事情から在来種は少なくなってきているとか

それを守ろう、それに付加価値をつけようとの事で作られてるのがこの茶葉

そうしていると、店の奥から責任者と思われる方が出てこられて話が更に弾み


これまでの自分の和紅茶に対する印象、最近それが変わりつつある事について話させていただいたり

色々お話をしている間に、印象に残ったのが次の


「今まで和紅茶は茶葉に対して技術がどうしても追いついてこなかったですが

近年では様々な方々の努力もあり、飛躍的に美味しくなったと思います

この茶葉も自信をもっておススメできます」


との力強い言葉


だったら買うしかないじゃないか!と、2缶購入

そして、飲んでみました

(画像は放送終了後に淹れなおしたものを使用してます)


中国茶館へようこそ


茶葉はこちら。結構細いですね


中国茶館へようこそ



乾いた状態の茶葉の香りを聞くと、青さがツンと鼻を突きました

温めたポットに茶葉をいれると、たちまち甘い香りに衣替え

お店で教えていただいた通り、3分半かけてじっくりと抽出します


そしてカップに抽出されたお茶を注ぎます

透明感と艶やかな色…色は東方美人に近いのかな?


中国茶館へようこそ


飲んでみた感想ですが、これが素晴らしいの一言

まず最初に爽やかさが一本口の中に通り

そこから駆け抜ける残響の如く香ばしさが口の中に広がっていきます

そしてほのかに、じんわりと浸みこむ甘い余韻

一方で飲み終えたカップの中の残り香は、蕩ける様な甘さを放ってました


二口目には更に浸透する円やかな甘さが印象的

今回飲んだ和紅茶のレベルの高さには圧倒されてばかりです


ちなみに二煎目も飲んで見ました

こちらはじんわりと落ち着きのある味になってます

香りも中々


自分が数年前に感じた和紅茶への印象はどこへ行ったのやら

長いお茶の歴史の中で、これほど短い間にクオリティが上がってるとは

多くの方の絶間ない努力により駆け上がってきたのか…と、感動させられました


今日も健康にお茶をいただける事に感謝です

また明日からも頑張ろうと思います

感動と活力を頂いた一杯でした