こんばんは。もうすぐ冬にも関わらず今日は暖かい一日となりました。
先週木曜日、用事で岐阜へ出たついでに再びasian tea house(アジアンティーハウス)さんへ。
これまでは東方美人をいただき、その後は凍頂烏龍茶のホットを。そして今回は何にしようか…と、お店へ着く前から色々あれやこれやと考えつつ。
今回は前々から気になってた烏龍ショコラミルクをMでいただくことにしました。
台湾の鉄観音…といえば、真っ先に思い浮かぶのが木柵鉄観音。なるほど、これなら香ばしく余韻しっかりしてるので、ショコラ&ミルクと合うかも…と期待を胸に膨らませていたのです。
随分前になりますが、このブログや放送でもお話した通りで、烏龍茶も実は色んなアレンジティーに使えるんです。特に香ばしく味の分かりやすいのはミルクティーにうってつけ。思えば色々試したものです。
友人宅へ茶葉を持っていって東方美人をタピオカミルクティーにしたこともありました。
そうした経験もあるので、待ってる間もワクワクして苦にならないのですね。
と、その間に小さいカップでオータムナルを試飲させてくれました。これも美味しい。
さて、Mサイズと侮るなかれ。意外にに大きいんです。
カウンター横に置かれてるカップをパチリ。
これだと少し分かりにくいかもなので、以前撮影したものを参考に。
これにしっかりと量が入ってるので満足感も抜群。
待ってる間に他にもお客さんが。開店から1ヵ月も経ってないのに色んな人に受け入れられてるんだと嬉しかったり。年齢層も自分も含めてバラバラで、若い学生さんも来ていました。
そしてついに烏龍ショコラミルクが…店主さんにお礼をいってお店を後に。
写真を撮ってる間もどんな味なのか早く飲みたい一心でした。
結構なみなみと入ってます。ストローも大きめです。
そして一口…
最初にチョコのコク、ミルクの柔らかさを感じ、その後徐々に口の中へふんわりと広がっていきます。イメージでは烏龍茶の香ばしさが前に来るのか…と、思っていただけに、虚を突かれる形になりました。
「あれ?木柵はどこにいるのだろう?」
ショコラミルクの味わいが舌と口の中で馴染んだ時、その存在感が現れます。
ここからは驚きの連続でした。先ほど書いたチョコのコクとミルクの柔らかさ。ともすれば飲みすすめるとベタつきにもなり兼ねない諸刃の剣。
そうならないように、味わいとその余韻を木柵の香ばしさが上手くまとめてます。それでいて青茶が本来持つスッキリと抜けてく感覚がショコラとミルクをべたつかせず、後味は不思議と爽やかなものに。
一口飲み終えた後に顔を覗かせるリンゴの優しい風味がお茶とショコラ、ミルクを上手く繋いでます。
雪がしんしんと降り積もった後の晴れた森の中…そんなイメージです。さながらリンゴは、雪の隙間から顔を覗かせた少し早い春の訪れ…といったところでしょうか。
青茶をミルクティーなどにする際、課題となるのは二つの味をどうつなぐか。過去、自分自身色々試してきたのですが、このリンゴには一本とられました。お見事、技ありの一杯です。
東方美人や凍頂烏龍茶などお茶そのものをとってもクオリティが高いですし、それにこういったアレンジ系のレベルもここまで…となると、次回行くのが更に楽しみになってきました。
また放送でも使う茶葉も買いたいです。