イサーンの虫料理 | ノンレックの彼方から

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定年後、タイへ移住し悠々自適…のはずが川は流れてどこどこ行くの〜で館山へ移住。タイ妻との房州生活日記です

台風が近づいて来て結構☔が強くなって来ましたね…

どこも行けないので昔の動画とか整理していたんですが色々出てきまして、
今回はタイの田舎で食べた虫とかの話です。
虫系が苦手な人は閲覧注意です

ワタクシが最初にイサーンにいった時の写真ですが、当時はこのように高床式でドアもなく、というかリビングに壁すらもなく(一応部屋はあります)、結構カルチャーショックを受けました。
水道もよく止まり天水(雨水)頼みで、石油が枯渇してもこの人達は何の影響もなく生活出来るんだろうなあ、と変に感心。

最初に出されたのがこちら。
ダックデー蚕のさなぎ)。
タイシルクは有名ですが今のタイの田舎で養蚕やってるのかな?
当時は村で蚕を飼ってる人がおり見せてもらいましたが、日本と違って幼虫は黄色いんですよね。自分は飼ってたことがあるんで平気ですが奥さんは逃げまわってました(^^;
イサーンではご馳走の部類。
味は・・・旨いです。
噛むとプニュッとクリーミーな身が出てきます。塩のみの味付けですが止まらなくなりますね。

その後「おやつを獲りに行く」と称してトラクターに乗せられまして、
棒で樹を突っついてメンリアム(カナブン)を落としたり、
穴掘ってイエー(トカゲ)を捕獲したり、
同じく穴掘ってチロー(コオロギ)を捕まえ、
食料庫?はこんな状態になりました。

一連の動画はこちら。

調理後の写真が残ってないのですが、こんな感じで食べました。

◼メンリアム(カナブン)
 塩と味の素少々でフライパンで炒める。田舎の人の大好物。
 お尻の箇所をもぎとり食べる。卵持ちだと旨い、と現地の人は言う。カツオブシのような旨味がある。
◼イエー(トカゲ)
 シッポだけ炭火であぶって食べる。サキイカの味がした。ちょっとしか食べる部分がないのに捕まえるのは可哀想と思った。
◼チロー(コオロギ)
 塩と味の素少々でフライパンで炒める。
 スナック菓子のようにサクサク食えて普通に旨い。ただし、足のトゲが喉に刺さることがあるので食べるときは取った方が良い。

タカテーン(バッタ)も勿論食べるんですが、高級の部類だけあって捕まえられず。
他に田ネズミ、カエル、オタマジャクシ、セミ、タガメも食べるそうです。

イサーンの悪食、といいますが昔は魚も充分に捕れなかったのでタンパク質補給のためだったそうです。
今はこんな感じで土地さえあれば稚魚を放流し育ててますんで、虫獲りは只の遊びみたいになっています。