何からどう書いたものか……。
とりあえず、3DKの実家がなくなり、1Kになることが決定しました。
6月にです。
来年ではありません。
今年の6月です。
一応、2年くらい前からそんな話は聞いていたんですね。
でも移転先の物件の工事が遅れに遅れていて、ぜんぜん完成する様子がなかったので、実家で一人暮らしをしている母も、入院していた私も、完全に油断していました。
そしてなんと、今年の3月初めに、「完成したので、6月に引っ越ししてください」とか、いきなり連絡が来たんです。
まあ、それでも、3月半ばくらいまでは、なんとかなるさ〜、みたいな感じだったんです。カラオケにも行きましたし。
でも3DKが1Kですからね、なんとかなるわけがありません。
というか、たぶん母が、実家の元私の部屋の押し入れ(1間半)を開けたんです。
そうしたらなんと、ダンボールが積まれていて、中にこれでもかと本が入っているのを発見してびっくりしたと。
そういうことなんだと思います。
母は私がものすごく本を持っているのは知っていましたが、1人暮らしをしていた部屋のクローゼットのように、押し入れは服やバッグかなとか、思っていたのではないかと。
あわてた母から連絡が来て、トランクルームを借りようかという話も出ましたが、うちの経済力では、長期間に渡り利用料を払うのは無理があります。
しかもトランクルームに突っ込んだが最後、荷物の整理はしなくなる……。
私は1人暮らしを始めたころは、2DKのお部屋に住んでいました。(食い道楽ならぬ、住み道楽なのです。手取り給料の半分以上が家賃でした)
体を壊して仕事を辞めたあとは、体力が戻ったら再就職。でもお給料は減るよね、と思ったので、1Kのお部屋に引っ越しました。
だけどやっぱり住み道楽なので、見込み手取りの半分弱くらいのお部屋を選んでしまいました。
2DKから1Kに引っ越しをしたときは、かなり物を処分しました。
服は半分に減らし、本は600冊を売りました。
新しい1Kのお部屋の広さは7畳で、クローゼットが付いていましたが、部屋は荷物でパンパンです。
ところで、私は本が大好きです。
とか書くと、まるで本だけが好きそうな感じですが、音楽も(CDもレコードもたくさん)、アニメも(ビデオもDVDもいっぱい)、服も(現在300着以上ある)、バッグや靴はそんなでもないので、だいたい20〜30くらい。あとよく分からない雑貨もいろいろ。実家には、全長1メートルとかある、ぬいぐるみなんかもちらほら。
とにかくものすごい物持ちです。
この中で、1番処分しがたく、大量にあるのが、本です。
それでも、自分の本の所有量がマズいことは理解していたので、『この本はおそらくもう一生読むことはない』と判断したものは売ってきました。
それなのに、私は今、約10,000冊ほどの本を持っています。
ゼロひとつ間違えてる、とか、カンマの位置が違ってる、とかではありません。
1万です。
6,000冊は電子書籍で、4,000冊が紙の本です。
私は1人暮らしを始めたとき、持っていた本は実家に置き去りにしました。
本棚の収納量と、本の詰まったダンボールを数えるとだいたい4,000冊くらい、という計算です。
新しい部屋に引っ越ししてから買った本はどのくらいかと言うと、……分かりません。
さっき書いたように、2DKの部屋を引っ越したときに600冊、定期的に100〜200冊くらいは売ったし、1Kのお部屋に移ってからも、本は売りました。せいぜい何百冊です。
部屋に本が置ききれないことは痛感していたので、電子書籍店が生まれ、かなりの黎明期に電子書籍に手を出しました。
将来この本屋は潰れないか? と、かなり怖ろしかったです。
はじめは紙の本がすでになく、なのになぜか電子書籍になっている、ものから買い出しました。
そうして少しずつ電子書籍を購入していったのですが、その本屋が、ある時期からトップページに、「書籍が200,000になりました」とか、
「250,000になりました」などと、販売書籍数を公開するようになったんですね。
(今はもう公開していませんし、かなりの数の販売をするようになり、この表示はなくなりました)
『ebookjapan』です。
我ながら「先見の明がある」というか「運がいい」と思いました。
『ebookjapan』は取り扱い書籍を増やし続け、だんだん私も、もう潰れることはないだろう、と安心していた矢先に、事件は起こりました。
Yahoo!の介入です。
何が問題?
Yahoo!が関わるんなら、余計に安泰でいいんじゃない? って考えますよね。
大問題でした。
長くなるので、[後半] に続きます。