惜別「リゾートみのり」 | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

管理人の好きな鉄道や旅、その他近況などを気ままに綴るブログです。

紫陽花とリゾートみのり

鳴子のこけしJR東日本バージョン

記念ストラップ

 

「きらきらうえつ」、「伊豆クレイル」、「リゾートうみねこ」とここのところ観光列車の運転終了が続きます。
 「きらきら~」はすでに昨年、後継の「海里」にバトンを渡し、鬼籍に入りました。一方「伊豆クレイル」と「リゾートうみねこ」は今年の春で定期運転を終了、6月にツアーでのさよなら運転が予定されていたものの、ご存知のように新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

 

「リゾートみのり」も6月下旬にさよなら運転のはずが中止になり、先の列車たちのようにひっそりと引退かなと思ったいたら、8月に延期とのアナウンスが…。ネットのみで改めてツアー参加を募り、8/8~10と走ったみたいです。(ただし、感染防止のため、定員を絞った模様)

 

 「リゾートうみねこ」はかつて「きらきらみちのく」で走っていた車両を八戸線へ転用したらしいので、年期が入った上での引退だと思うのですが、「伊豆クレイル」と「リゾートみのり」は個人的には寝耳に水という感じ。とくに前者は登場して5年もたたないでしょう。なのにもう…?!常磐線時代に比べるとまったく違った列車に化けましたからね。あのまま廃車じゃもったいないような気がします。

 

さて、前置きが長くなりましたが、上の写真は「リゾートみのり」に初めて乗ったときのものです。2010年7月のことですから、同列車がデビューした翌々年。ちょうど乗車5万人を達成した時期だったようで、記念のストラップが配られました。

 

このときは新潟~酒田を「きらきらうえつ」、あいだを陸羽西線でつなぎ、新庄発仙台ゆきの「~みのり」と観光列車をハシゴしました。
陸羽西線との接続がよすぎて、買い物するいとまもなく…。当時「みのり」に車販が乗っていなかったこともあり、このあたりちょっと不便(不満)に感じたものです。

 

特筆すべきはシートが前の席との距離がありすぎること(グリーン車以上!)。もしかしたら背面テーブルでお弁当を広げての食事はしにくいかも?と思ったほどです。が、探ってみれば、ひじかけにも収納テーブルがあり、その心配はないようでした。

 

窓は大きく、席は一段高くなっていて、リゾート列車らしさを備えてます。そして運転室後ろの展望ラウンジや、編成なかほどのフリースペースも楽しく…。+指定券だけでこのような列車に乗れるのはうれしかったです。
そして外観がなかなか斬新で…。茶に金色という目立つカラーリング…、仙台支社が力を注いだ列車であることを実感しました。

 

先ほど書いたように、陸羽西線をつなげば「きらきらうえつ」とのハシゴができ、2014年に「とれいゆつばさ」が登場してからは、新庄で直接観光列車同士の乗り換えができるようになりました。再度乗った際はJR東日本の旅行センター・びゅうプラザのパックツアーを利用し、後者の組み合わせで乗りましたっけ…。
指定券さえ追加すれば、18きっぷでも乗車可能でした。シーズンにはすぐ席が埋まってしまったのではないでしょうか。

 

『後継車』は「みのり」タイプの車両が登場するのかと思ったら、当線を走るキハ110系をもとにリニューアルしたもののようで…。自由席もあり、一部がボックス式の指定席で、「みのり」ほどの豪華さはないようです。名前は「快速湯けむり」だったかな…。ただし、ダイヤはそのまま踏襲されるようなので、新庄で「とれいゆつばさ」とのハシゴは可能なようです。

 

★写真…2010.7.4