シーズン2まで含めて、全部まるっとネタバレなので、ご注意ください。
そして最初に謝っておきます。
お好きな方は読まないでくださいね。
一応、下げます
気づいたら、最終話まで配信されていたので、なんだかんだ、見終わりました。
感想の総括として・・・
やはり軸が今いち見えなかった、気がします。
お亡くなりになった、と思われる人が生きていた、ど定番もあります。
シーズン2は割とあちこち話が飛んでゆくので、???と言っている間に???となりました。
最初の山場はやはり、クムラヒの退場ですかね。
(ここは完全にパンダミ事件にまつわる話)
で、次は政治的な話が混じってきます。土地開発にこだわるK。
そこに首相とか、司法長官やらが加わり、なんの話してるんだっけ?となりました。
そして、主要人物、お亡くなりになったと思いきや、最終話で生きていた、と判明。。。引っ張りすぎで、最終的な部分の出番が少なかったね、、、。
からの、みんなで一致団結、って感じで、やはり舵切りが急すぎな感じで。
ファンチャンソンは、本当にモネが好きだった模様です。
退場の仕方が、あっけないけど衝撃的だった。それでもあっけない。
ナムチョルさんも、あれ?いつの間に?そうなの?大事なところ、描かれてないけど?って感じです。
絶対悪、とされたのは、結局、Kだけだった。
そのKの最期も、あっけなくて、やっつけ方のパンチの利き方は、ペントハウスのチュダンテVSスリョン氏の方が強かった。
ペントハウスでは、絶対悪が二人いたので、どっちかを片付けると、もう一人残る、そこにものすごい悲劇があったりする。
終盤に、山があるんですな。だから、見続けてしまう、ということで。
(ラストのファンタジーは、謎ですが)
私的には、クムラヒ退場までがシーズン2では納得いくし、彼女の覚悟とあくまでも自分は復讐を受ける側、と言う線引きが明確で、ファン·ジョンウムさんが、シーズン1よりも色が出てたというか、あ、この女優さん、上手いんだな、と実感しました。
彼女の俳優としての力量はシーズン2で発揮されたんじゃないかな。
で、やはりモネですよ。
シーズン2の中盤まで、ギャーギャー言ってるのに、後半から、大人し過ぎになりました。
そのギャップが良い、という人もいるかもしれないけれども、私はどうしても彼女の引き出しがあまりないような気がしました。
例え、脚本や演出がそういう感じだったとしても、そこに自分の特色を入れてくる、役を咀嚼するっていうのかな、微妙な心情の変化をもう少し、わかりやすくしないと、なんだ?この人、ってなります。私的には。
いきなり母性に目覚めたりね。
シーズン1でもハンナと一緒のシーンはあったけど、なんか違うんだよな。
自分の中に母性が見えてくる、そんな移り変わりが、唐突なのです。移り変わり、というよりも、別人に見えます。
大事なオンマに、私の人生から消えてよ!と言っておきながら、いざ亡くなったら(生きてるけども)、後悔して大泣き、取り乱し。
あのー、ついていけません。
他の女性の俳優さん方は、割と力技というか、場数、力量の違いがあって、???というシーンでも、違和感がそれほどなかったのに、です。
モネもダブスタなんですが、は?ってことが多すぎて。
ちなみに、最終話はシーズン1から決まってたんでしょうか。
(ペントハウスは大まかに決まってたっぽいけれど)
大まかに決まってたから、視聴者の感想を反映できなかったんだろうな。
反映できてたら、ドヒョクとモネの最後の感じはなかっただろうし、途中のなんだこれロマンスも無かったはず。
(各国の視聴者が、いらない、不必要、と言っていたし)
そして、パンダミ事件のしっぺ返しが、終盤になって、いきなり出てきます。
おいおい、忘れてたっぽいけど、どうなのよ?
カンギタクの復讐の加速は、パンダミがキーになるので、そこはまあ、そうだろうね、とは思いました。
総じて、見どころは、クムラヒ退場あたりかなぁ。
悪人たちを集めて、お互いを争わせる、ってのが妙に人間臭くてリアルでした。
あとはハンナの奪還、モネの母のエピソードか。
途中、風呂敷広げすぎて畳めるのだろうか?と大きなお世話を感じましたが。
話数が少なかったんじゃないだろうか。
モネの弟はどうなった?とか、ミッシェル監督は?とか。
とはいえ、これ以上多くても、困るっちゃ困るが。。。
最後は、ペントハウスは3年後(だったはず)
7人の脱出は10年後。
正直、これ、めっちゃ蛇足だと思う。
もっというと、いらない。
みんな生きてる人は元気です、とかの手紙で良かったんじゃないだろうか。
最も中弛みしたのが最終話(という私の超個人的感想)
細かい伏線回収か?と思ったら、単に10年後の皆さんだった。
やはり比べてしまう、ペントハウス。
スリョン氏死んじゃったの?ローガン、死んじゃったの?
か〜ら〜の、ユニ、まさかに本当にお亡くなりになっていた…。
で、裏切りに裏切りに、手のひら返し、ってことで、惹きつけるものがやっぱりあるんだな、としみじみ思いました。
そう考えると、キャラがやはり濃い。
7人の脱出は、シーズン1の悪人どもの改心が唐突で、誰だ、誰だ?裏切り者は誰だ?
というオチが少ない(というか、無い?)
もはやオムさんを除くと、7人の脱出は、芸達者な方が少なめかもしれん。
知らんけど。
というわけで、超個人的、かつ辛口な感想でした。
このドラマがお好きな方、すんません。
シーズン1とシーズン2は、別物です。不思議なことに。
ではでは〜。