今日は申し込んでおいたツアーに参加する為、午前7時に起床してパークセントラルホテルのロビーでツアーバスが来るのを待つ。
予定の7時半になってもバスが来ないのでホテル前に出るとたちまち客引きに絡まれたのでロビーに再び戻った。
予定時刻より20分近く遅れだがガイドがやってきて一安心、ようやくツアーの出発だ。

目的地のビニャーレス渓谷は、ユネスコ世界遺産に登録され、独特な地形やタバコの産地、洞窟など見所たくさんの観光地である。

たまっちの世界一周の旅

ツアー客はアメリカ人1人、メキシコ人カップル、ハネムーンのオーストラリア人夫婦、ドイツ人、イギリス人老夫婦、イギリス人女性、そして俺の10人がツアーに参加した。

ガイドは英語を流暢に話すユーモアに溢れるキューバ人。

どことなくトミーリージョーンズに似ているルイスという名のガイドの説明を聞きながらバスは北の町ビニャーレス市へと向かった。

たまっちの世界一周の旅
ガイドのルイス


途中で葉巻工場に立ち寄り工場見学をする。
工場内は撮影禁止なので残念だったが葉巻作りの工程は興味深く面白い。
乾燥させた葉を水で湿らせて刃でカットし手作業で巻く。
工場内では数十人の職人が机に向かって黙々と作業していた。
かなり厳しい葉巻の選定に感動しショップで一本だけ購入。



$たまっちの世界一周の旅
ロメオ イ ジュリエッタ(Romeo y Julieta)2.5CUC(約200円)

「ロミオとジュリエット」という名前の由来は、葉巻工場ではシガーを巻く作業をする職人達が退屈しない様に、さまざまな物語を朗読することが習慣化しており、この小説はタバコ巻き職人(トルセドール)達のお気に入りの読み物の一つであった事から。

wiki参照



キューバの街を歩いているとコイーバ!コイーバ!と客引きするのを見かけるが葉巻のブランド名(Cohiba)の事でキューバ葉巻の最高級品である。
カストロの葉巻として知られ、高いのだと1本5000円もするとか。


たまっちの世界一周の旅
工場を後にし休憩をはさんで次は葉巻の原料となる農地で降りる。



たまっちの世界一周の旅


農地の横に葉巻の葉を乾燥させる納屋があり見学。



たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅

手作りの葉巻を吸わせてもらう。
タバコすら吸ったことがない俺は大きく咽てしまいゲホゲホッと涙目になり、皆の失笑を受けた。
う~ん葉巻の良さが分からん…


(>。<;)y-~ ゲホッゲホッ...


$たまっちの世界一周の旅
休憩タイム

たまっちの世界一周の旅
この辺のノンビリした雰囲気なかなか好きだ。

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅

$たまっちの世界一周の旅




納屋の周りでは鶏を飼われていて、ガイドが鳥追いをして皆の笑いを誘っていた。
たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅



たまっちの世界一周の旅

プレイストリアの壁画。
岩肌に描かれた高さ20メートル、幅120メートル以上の壁画。
15人がかりで5年かけて描いたらしいが子供の落書きみたいだ。




たまっちの世界一周の旅


たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅




その後ようやくビニャーレス渓谷へ。
曲線が美しい山々はビニャーレスの谷と呼ばれ多くの観光客が訪れる。

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅
この辺はたくさんの洞窟があり、中でも有名なインディヘナの洞窟La Cueva de Indioに入る。

大昔に先住民がここに住み、その後、奴隷の隠れ家、革命家の隠れ家として使われた巨大な洞窟。

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅

たまっちの世界一周の旅





鍾乳洞を通り抜けると川が流れていてボートに乗って進むと外につながる。

まるでちびまる子ちゃんの南の島探検のようなわくわくする内容を体験できた。

出口には藁葺屋根のレストランがあり、そこで昼食タイム。







たまっちの世界一周の旅




食事中、ツアー客のアメリカ人と少し話しをした。
このアメリカ人は無償で薬や物資を届けることでキューバに入国したらしい。
キューバに経済制裁をしているアメリカ政府はアメリカ人のキューバ入国を事実上、禁止している。

アメリカに帰国する場合、キューバに行った事がばれるとまずいので入国スタンプは押さなんだとか。


自由の国アメリカの名が泣くね。






たまっちの世界一周の旅





食事を終えて、ハバナへ帰る。
予定より2時間遅れてハバナ旧市街へ着いた。

今日は先約のお客がいる為、俺は部屋を出なくてはならずオダリスの別邸からオダリスの旦那さんの家に移ることになっている。
旦那さんは現在、入院中でオダリスが子供の世話とCASAと呼ばれる部屋の管理をしているのだ。
CASAで息子兄が待っており、オダリスの家へ。




$たまっちの世界一周の旅





今日の出来事を話しながら家に着くとオダリスが夕飯を作って待っててくれた。
本当は夕飯はついてないのだが今日はツアー参加の為、朝食をとらなかったからかディナーを作ってくれたらしい。
キューバの家庭料理は黒豆のスープと白米と肉そぼろだった。
いつも近くの安食堂で食べているコングリといいキューバ料理はカロリー控えめだ。
メキシコのタコスでカロリーを摂り過ぎたのでちょうどいいかも。
食事を済ませ息子兄が作ってくれたポテトのおやつを息子弟と食べながらサルサDVDを観賞した。
この弟とはあまり喋ったことがないんだけど俺のこと、どう思ってるんだろうか。
10日間の滞在でこの弟と仲良くなるのが目下の目標だ。

キューバ滞在は明日から移動してハバナからバスで6時間のトリニダーへ。





         ★ブログランキングに参加中
            いつもありがとう
             にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
          にほんブログ村
            グラーシアス♪(o ̄∇ ̄)/