たまかす日記 -4ページ目
いつも偉そうな【小】
昨日の悲劇は忘れて
ねぇ、何線のるの?
気持ちの切替が早いのは
野獣の特徴(親分ゆずり)
大阪城へ向かうと告げ
観察してみると
当てずっぽうながら
何となくは理解をしていて
感心させられた
こういうとこも
親分ゆずりなんだろうか…
中央線から長堀鶴見緑地線で
大阪ビジネスパークへ
徒歩で城へむかう
地上に出ると
いきなり天守閣が見える
【大】
あれが大阪城…
はじめてみたよ…、と
他のみんなは
すでに京阪電車から
まぁよし
歩を進める
階段や坂を登って
ようやくと入り口に到着
こどもにやさしい城
こどもは『無料』だった
体力の下がったオイラ
エレベーターの列に並ぶ
付いて来るみな
とはいえ途中まで

あとは自力であがる
野獣はスタスタとあがる
親分もスタスタとあがる
すげぇな…
上にあがると
風は強いけど気持ちいい
大阪は狭い中に
いろんなもんがつまってる
そう感じる景色だった
【大】
遠くの山までじ~っと
【中】
有名スポットをさがす
【小】
あっ、新幹線だ!… (えっ…?)
海外からの方が多かったかな
中はお約束通り歴史の展示
階段を降りながら学べる
さして興味のない【中】
字がまだ読めない【小】
比較的サクサク進む
そろそろ歴史を学ぶ【大】
ひとつひとつ丁寧に見る
もともと興味のある分野らしく
説明書きを読んでいました
【中】【小】親分
飾り物は見ていましたが
ジオラマの人形を見ては
その人形のセリフを考えながら
ケラケラケラ

らしいなと思った
そして城の外へ…
さすがに腹が減った野獣
すでにパワーダウンである
あの朝食では
しょうがあるまい…
しかしまともな食いもんはない
おでんを買ってみた
いまいち反応が悪い
基本的に好きなものなんだが
次の食を何か嗅ぎつけセーブ中…
ガクブル
ガクブル…

さぁ通天閣にいこか
つづく
さぁ最終日だ
朝から気合い入れていくよ
オトナは頑張って起きた
部屋割りの都合で
野獣は別室で睡眠中
昨日と同じく
起きて準備万端のはずが…
どうも起きていないらしい…
モーニングコール… 無視
携帯電話をならす… 無視
目覚まし時計 普段から無用の長物
起きやしない
カード

は一枚しか
出してくれず
そいつはすべての電源を
コントロールしていた
だから
こちらから見たらインロック…
寝ぼけ眼でフロントへ
鍵あけてください…
イメージ的に
何かあったんだろうか?
なんて思われたら嫌だなぁ
といってもしゃあない
フロントのスタッフ同行で
開けていただく…
ドアを開けるなり
いつものにおいがした
あぁ爆睡だ…
そう思いながら歩を進める
スタッフが当然覗くので
振り返りながら笑顔で

サイン
ありがとさんと伝え
ベットを見下ろす…
いつもの風景
【小】
ベットを独り占め
左右に一文字に爆睡
【大】と【中】
2人で仲良く眠る
【大】を隅に追いやり
壁に追いつめている
【中】はなぜかいつもの
ファイティングポーズ
そこから
起こしにかかる
いつまで寝てるの?
遅刻しちゃうよ?
やさしく語りかける
パッチリお目覚め
簡単だった
荷物まとめて朝ご飯
そそくさと準備を始める
しかし【小】
まだ眠いのだ
目を離すと寝ている
しかし
置いてけぼり喰らうかと
察して動き出す
目の回りを紅くしながら

さぁ
朝ご飯だ
しかし朝食はサービスらしく
残りはあとわずか…
ホテル側も
予想していなかったらしく
まぁ残り少ない
それでもとりあえず
たべなさい
食べろよ
食らえ
そう言って皿に盛る
好き嫌いの激しい野獣
嫌いなものは箸を付けない
食べれるもんだけ食べて
いざ出発

ホテルに荷物を預けて
身軽に出かけたのだ
つづく
夜のなんば
日曜なのに人は多い
土曜でなくてよかったよ
地下鉄を待ちながら
おちゃらけてる【小】

【中】や【大】も
(親分もそうだとは言うまい…)
そのさなか…
いきなり後ろから
シバくでぇ~

しばかれるでぇ~
肩を掴まれた【小】

大阪の酔っ払い爺さんに
絡まれたのだ

オトナはニヤニヤしながら
地下鉄がやってきた

そそくさと何事もなかったように
乗り込む野獣
定位置のドア横にかたまる
そこから数駅の間
ねぐらの
阿波座に着いた
そのおっさん
同じ阿波座で降りるらしく
ドアが開くなり
降りるでぇ~
降りるでぇ~
と肩を押される
自分が降りるともしらず
硬直する【小】

オトナ
ニヤニヤしながら降りる
野獣
ズラズラ付いて来る
おっさん
ニコニコ
出口に向かって
駅の中を暫く歩くのだが
酔っているからか少しずつ
離れていくもののニコニコ
後ろにいらっしゃる
【小】
振り返らずにいつになく早足

オトナが
降りるでぇ~
おりたでぇ~ と言うと
半泣きでキレた
【小】
自分に向けられた関西弁
初体験が酔客とはね
野獣たちよ
おつかれさま
明日は帰りますよ
早起きしてくださいね
そう言って
風呂に入り眠りについた
つづく

