今日のレッスンの振り返りです。

愛する姉妹の皆さん、こんにちは。
今日は『キリストのことを話す』

というアンダーセン長老のお話を一緒に学びたいと思います。
2020年11月大会号P88〜です。

皆さんに質問です。

今日キリストのことを誰かと話しましたか?
昨日はどうでしょう?
先週一週間、何回くらいキリストのことを話しましたか?
家族と、友人や知人と、またSNSを通して。

安息日の集会やミニスタリング、家庭の夕べなど、

相手が教会員の場合キリストの話はしやすいですよね。


では、家庭の中で1人だけ教会員だったり、

一人暮らしで日々接する人が教会員でない場合はどうでしょうか?
どうやってキリストのことを話しますか?

皆さん系図に取り組んでいると思います。
おじいさんやおばあさんとは会ったことのある人が多いと思いますが、彼らの若い頃の話や子供の頃の話を聞いたことがありますか?
ひいお爺さんやひいお婆さんについてはどうでしょうか。
誰に聞きますか?
その人について詳しく知る事で、もっと親近感が増しませんか?

私達がもしキリストが生きている時代に生活していたらどうでしょうか?
会ったことはなくても、噂やもしかしたら自分のよく知っている人がキリストとお会いしていたかもしれませんね。

相手を知る事でもっと親近感がわいて、その人についての話がはずむようになるなら、私たちはキリストの事をもっと話せるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

ネルソン大菅長の経験から学ぶことができます。

大菅長の召しを受ける1年前,ネルソン会長はTopical Guide(「トピカルガイド」)にある「イエス・キリスト」の項の2,200の参照聖句をさらに深く研究するようにと勧めました。


これは2017年1月8日のヤングアダルトのためのワールドワイドディボーショナルでのお話です。

『今晩から,毎週少しの時間を取って,旧約聖書にあるイエスの言葉と行いをすべて学んでください。イエスは旧約聖書のエホバです。また,新約聖書にある主の律法を学んでください。イエスはキリストだからです。モルモン書にある主の教えを学んでください。主の使命と教導の業について最も明らかに述べられている聖典は,ほかにありません。そして,教義と聖約にある主の言葉を学んでください。この神権時代においても主は民を教え続けておられるからです。

大きな課題に思えるかもしれませんが,ぜひ引き受けるようお勧めします。イエス・キリストに関するあらゆることを学ぶなら,主と神の律法に対する愛が想像をはるかに超えて増すことを約束します。また,罪を避ける力と戒めを守りたいという思いも増すことを約束します。イエス・キリストの弟子をあざける人々の娯楽としがらみから遠ざかる力も増します。学習の助けとして,『聖句ガイド』の「イエス・キリスト」の項の参照聖句を見てください。

主の様々な称号や呼び名が皆さんにとって個人的にどのような意味を持つか理解できるよう,祈り,熱心に求めてください。そうすることでイエス・キリストがどのような御方であられるかを学んでください。

主が生ける預言者や使徒を通して教え続けておられる言葉をすべて学ぶことにより主を知ってください。『家族―世界への宣言』や『生けるキリスト』を学んでください。どちらも啓示によって書かれたものです。インターネット上に載せたり毎日見えるところに掲げてください。

これらの真理が神の律法であるという確信を得るために祈ってください。』

ネルソン大菅長は皆に勧めた事を実践しました。
その結果どうなったと思いますか?

そしてその3か月後の4月の総大会で,数十年間献身的な弟子の働きをしてきた自分でさえ,イエス・キリストに関するこの深い研究からどれほど大きな影響を受けたかを話しました。

ネルソン大管長はウェンディー・ネルソン姉妹からその影響について聞かれて,こう答えています。


「別人になったよ!」


92歳にして別人になったのでしょうか。

ネルソン大管長は次のように説明しています。


「時間を割き,救い主とその贖いの犠牲について学んでいると,主……〔のもと〕に導かれます。……
救い主とその福音に焦点を絞る〔ようになり〕ます。」
救い主は言われました。

「あらゆる思いの中でわたしを仰ぎ見なさい。」
仕事や煩い,価値のある活動に囲まれた世の中で,希望であり,救いである主に心と思い,考えを向け続けるのです。

新しい方法による救い主の研究がネルソン大管長の備えになったのだとしたら,わたしたちの備えにもなるのではないでしょうか。

私たちも『別人』になれます!
アンダーセン長老は約束しています。

ネルソン大管長がしたように自分を備えるならばわたしたちも別人になれることを,皆さんに約束します。


救い主のことをさらによく考えるようになり,

救い主についてさらに頻繁に,以前ほどためらうことなく話すようになるでしょう。

救い主に対する知識と愛が深くなるにつれて,子供の一人について話すときや仲の良い友達について話すときと同じように,言葉が口をついて出てくるようになります。

聞く人たちは議論したり話を切り上げたりする気持ちが薄れ,あなたに耳を傾けて学ぼうという気持ちが増すでしょう。
皆さんもわたしも,イエス・キリストについて語っていますが,もう少しその先を行けるかもしれません。世の人たちがイエスについて語ることが少なくなるとしたら,だれがよりイエスについて語るのでしょうか。わたしたちです!ほかの献身的なキリスト教徒とともに語るのです!

キリストについて話すこと。

1.家庭でキリストについて話す
2.教会でキリストについて話す
3.他の人とキリストについて話す
(ソーシャルメディアも含めて)

もっとキリストについて話しやすくなるためのアイデアを分かち合いました。

◎家族や親戚の中、また周りの人と接する時に話す機 会がやってくる時がある。その時のためにキリスト の言葉を蓄える
◎新聞などの投稿欄に投稿してみる
◎聞かれれば話したいことはたくさんある。
などの意見が出ました。


『キリストのことを話す』ということについて、指導者の言葉を読んでみましょう。

「自分の言葉で真理をはっきりと述べられるようになってください。練習してください。そして,信じていることを述べる機会を求めて祈ってください。そうするとき,皆さんはよりいっそう周囲を導き,義にかなった影響を及ぼすことができるようになります」
   ラッセル・M・ネルソン
2017年ヤングアダルト、

ワールドワイドディボーショナルより



「弟子としての道を歩むには,練習が必要です。そのために毎日少しずつ「恵みに恵み」「規則に規則」を加えます。時には,2歩進んで1歩下がることもあります。


大切なのは諦めないこと,

できるようになるまで努力し続けることです。

そのうちにもっとよく,もっと幸せに,もっと本物になるでしょう。

あなたが信じていることについてほかの人に話すことが,普通で自然になります。実際に,福音はあなたの生活に欠かせない大切なものとなり,それについてほかの人と話さないことが不自然だと感じるようになります。すぐにはそうならないかもしれません。それは生涯にわたる取り組みだからです。しかし,必ずそうなります。」
ディーター・F・ウークトドルフ
2019年4月総大会
「伝道活動ー心の中にあることをつたえる」より

アンダーセン長老はこう言っています。

「イエス・キリストについて語られることが少なくなっている世界で,キリストについて大いに語ろうではありませんか。

イエスの弟子としてのわたしたちのほんとうの人格が分かってくると,周囲の多くは話を聞きたがるでしょう。

キリストから受けている光を分かち合うならば,キリストの光と,すべてを超越した救いの力は,心を開く人の上に輝きわたります。「わたしは光としてこの世にきた」とイエスは言われました。

「イエスの弟子としての
       本当の人格」
って、どんな人格でしょう?

そうなるために私たちは何をすればいいのでしょうか?

皆さんにチャレンジします。
毎日の聖典学習の中で
『イエスキリストの言葉』
『イエスキリストの教え』
『イエスキリストの行い』
についてリストアップして、そのことについて深く考える時間を取ってください。

私達は什分の一を主に捧げていますが、時間も捧げているでしょうか?
もう一度時間の使い方も見直してみませんか?


私たちも『別人』になれます!
使徒の約束は神様の約束だと知っています。
すぐにはできなくても、毎日の少しずつの積み重ねで主に近づけることをイエスキリストの御名により証します。


ここで指導者のメッセージを二つ






聖句も一つ

「それゆえ、善を行うことに疲れ果ててはならない。あなたがたは一つの大いなる業の基を据えつつあるからである。
そして、小さなことから大いなることが生じるのである。」
               D.C64:33

毎回長くなってすみません。
最後まで読んでくださって感謝します。
今日の安息日の敬虔な気持ちを一週間維持できるように頑張りましょう!