「トウヒコウ ~瞳の向こう カケロ少年少女~」公演無事に終了致しました。
ご来場頂きまして誠にありがとうございました!
初めて雪那くんの作品を観たのは演出は違う方でしたが瞑目のパノラマという作品でした。
感覚的に好感のもてる作品で
言葉に魅力されたのは初めての経験でした。
そして今回のトウヒコウ
演劇を始めて、初めて本に感動した作品でした。
雪那くんは素敵な本を書く人だなと初恋に近い感情を抱いた気がしなくもないです。
稽古が始まってみて、まず自分の思考の柔軟さと狭さを痛感しました。
完成のビジョンが見えている演出家のもとで芝居を学ぶ事がなさすぎたといえば言い訳のようになってしまいますが、自分がこれまでいかに感覚的な部分のみで芝居してきたかを本当に思い知った感じでした。
掘れば掘るほど深みが生まれる、見れば見るほど視野の広がる、舞台に立ってこんなに役者として楽しい舞台は本当に初めてでした。
もう1つ、悔しいと感じてる事をあげるならば、雪那くんの色に自分が染まりきれなかった感覚があることです。
もっとしっかりと馴染んで染み込んで浸りたかった。もっとそこまで行きたかった。
と感じてます。
この作品が好きだからこそ、雪那くんの芝居が好きだからこそ、終わってからもいろいろ考えていました。
そしたら2日眠り続けてました。
ヒノカサの虜は東京へ行くそうです。
これからのヒノカサの作品が玉一はとても楽しみです。
きっとそう思う人が多いから、あんなにも熱い感想が次々と寄せられるのだろうなと思います。
それにしても今回の座組は本当に素敵な人たちばかりでした。
みんな大好きです。
また逢いたいな。