セロトリ DG31 DG32用 ハイカムテストしてきました



以前のブログにも書きましたがファイナルモデルはカタログ値で2馬力アップしております


初期、中期のセロトリとの違いは圧縮とカムシャフトです


圧縮9.5→9.7へ


カムのリフト量が少しアップ


実際ダイノ計測しますと1馬力ほど上がっておりました


ファイナルモデルよりパワーアップするついでにファイナルモデルもついでにパワーアップするパーツ作りたい‼︎ってとこから始まりました


その結果がガスケットで圧縮9.5→9.7→10.0


カムも色々と手を加えてファイナルよりリフト量アップと下から上までフラットな特性に


トルクの低下を最小に抑えて初期、中期セロトリで2馬力アップとなりました


この結果を踏まえるとファイナルモデルのパワーは2馬力上がらないってことがわかります


元々旧モデルよりパワー出てますので


私の予想では1馬力上がればいいかなと


で‼︎


早速組み込んでいつものパワーチェック行ってきました




高圧縮ガスケット、ハイカム、タマイチボックス、FMFの組み合わせでトライ


サブコンは使用してません


吊るしの状態です



なかなかのバトルセローですねw


ブログ始めた時はもっと綺麗やったよな…



結果は17.0馬力


あれ?


あまり変化してない


DG17 FIセローでテストした時は19馬力くらいでしたので


この結果はある程度予測してたけどもうちょっと欲しかったかな


初期型FI車は純正で燃料が濃いめなんです


排ガス規制がまだ緩い時でしたので低中速付近は燃料薄め 中高速付近は燃料濃いめの設定になってるんです


初期設定の濃い燃料を利用してボックスやハイカムで19馬力まで絞り出せるんです


ファイナルモデルは更に厳しい規制が入りました


規制に関係あるのは低中速付近


高回転関係ないやん⁉︎ってなるんですが


低速から高速までの特性を考慮した燃料マップに


低速付近のトルクや扱いやすさを失わないように圧縮アップやハイカムで対策したのかなと勝手な予想してます


それと燃費ですね


燃費‼︎燃費‼︎燃費‼︎


燃費の良さも魅力の一つですので外せません


こうやってファイナルモデルが完成したのかなと


初期FIより後期FIは全域で燃料が薄い


ほんと残念ですよね


マフラーとタマイチボックスで余力を使い切った感じです


これらを計算してハイカム作ったんですが低速少し弱くなって高速少し強くなった…


商品としての魅力微妙です


ファイナルモデルは高圧縮ガスケットだけ組み込みでだけでいいと思います


このマッピングならどんなハイカム入れてもデチューンになると思います


やはりファイナル触るならECU変更が必須ですね


キャブ車用のハイカム入れてサブコンで補正したらええ馬力出るはずなんでよね


残念‼︎


また何か考えてみますw


それでは💪