たまたまあそ 仕事で訪れてたバイク屋さん



スーパーシェルパのキャブレター調子が悪いってことで入庫しておりました



冬場エンジンかからない

アイドリング途中で止まる

時折息継ぎ症状がでる


セロー225 セロー250でもよくある症状ですね


古くなった負圧キャブは悪さばかりします



ダイヤフラムなど内部パーツを新品に交換すれば直るようですが純正パーツの高騰や廃盤でなかなか大変です


キッチリ管理しメンテしてやればいいキャブなんですけどね


アクセルを開けた時のダイレクト感やレスポンス何かはPWKに敵いませんけど


店主とオーナーがそんな話ししてるのを横で聞いてると


店主『PWK28取り付けできたらええのにな』


オーナー『何やそれ? あるんなら付けといてよ』


店主『いいですよ〜タマイチさんいるので』


おいおい⁉︎


まだ取り付けできるかわからんで


店主『できないですか?』


まぁ〜やりますけど


そんな感じでスーパーシェルパにPWK28取り付けることになりました


ググってみたり


SNSのフォロワーさんに教えてもらったり


情報を集めるとキャブ本体が純正と比べて短くなってる&小さくなってる


そのまま取り付けるとエンジンとキャブレターを繋いでるゴムパーツ インシュレーターとキャブが届かないみたいです


皆さん工夫して塩ビパイプやアルミパイプで延長して取り付けてるようです


なるほど


いいチャンスですので製品化したい


ショップとして延長パーツなしで綺麗に取り付けたい


何よりポン付けで販売したいよねってことでやってみることに



スーパーシェルパのエンジンは250cc


さらにDOHCとかなりスパルタン味付け


どうせならPWK28じゃなくてPWK35取り付けできないかと狂った考えに


その昔 セロー225とセロー250にPWK35取り付けたくてチャレンジしたんですけど色々と問題があって取付不可でした


シェルパはいけるのか⁉︎



純正キャブとPWK35の大きさ比べてみます


測定してみると全長はほぼ同じでクリア



イン側



42ミリ


純正が40ミリですので何とか取り付けできるかも


ワクワク


アウト側



59ミリ


純正が52ミリほどでしたので不可能…


温めてテニスボールか何か突っ込んで放置すれば広がって可能になるかもしれませんが…


商品としてはアウト


よってPWK35諦めることに


続いてPWK28


アウト側

大きさに多少の誤差あり バンドで締めるので問題なさそう


イン側

大きさに大きく誤差あり インシュレーター肉厚ですのでバンドで締め付け不可能 距離も足りてない


やはりインシュレーターを専用で製作するしかなさそう


秘蔵のインシュレーターコレクションが火を吹く時がきた‼︎


色んな車種に色んなキャブ取り付けテストしてきたので汎用品、純正品、オリジナル品など色々と揃ってます


その中から使えそうなやつ取り出す


今回はオリジナル品が微妙に合いそう〜ちょいちょいと加工してはい出来上がり



暫定ですが無事に取り付けできました



キャブレターの長さもピッタリ


セッティングもまだこれからって感じです



鋭いレスポンス‼︎


これぞPWK‼︎


燃料コック負圧のままで問題なく使用できてます



贅沢言えば重力式に交換したいところです


製品化までもう少し‼︎


せやけど…


スーパーシェルパ用のPWKキャブレターキット欲しい人おるんかな🙄