スペシャルクラッチプレート前編の続きです
先にスペシャルクラッチプレート前編をご覧下さい
純正のクラッチプレートもある程度歪んでることがわかりました
もう一つ気がついたのはこれ
純正のクラッチプレートの凹み加工がしてある縁面出しすると強く当たってるのがわかります
凹み加工すると周りが膨らむんです
綺麗に研磨してから凹み加工してるのかな?
いや〜研磨済みの板材に凹み加工→レーザーでカットしてるかプレス機で打ち抜いて生産してるのか…形状からしてプレスやな。。。
いやいや〜最後に研磨してるよな⁉︎何でムラがあるんやろ?
何はともあれコストの関係でこの順番で生産されてるんだと思います
純正のクラッチプレートでも歪みがあったり当たり面にバラつきがあるのがわかりました
それならどう製作するか決まってきます
柔らかめの鋼材でプレートの形にカット→オイルホールと凹み加工→最後に研磨
研磨も適当にできません
シリンダーヘッドの面研や歪みをとる専用の機械
研磨機を使って限りなく平らに仕上げることにしました
そして完成したのがこれです
一つ一つ丁寧に歪みを取りながら研磨してます
テストライダーさんやプロライダーさんに大好評
バチっと繋がるし無駄なスリップが発生しないので熱を持ちにくい
繋がりがいいのでフリクションプレートの耐久性も上がる凄いプレートが完成しました
耐久性がありますので当店のトライアルセット(コルク6枚)で使用して下さい
長い間テストしてますが黒く焼きが入った形跡もありません