エアクリーナーBOX加工について面白い結果が出たので書いていこうと思います。


BOXに穴を追加すると空気導入量が増え、パワーアップできます。


BOXに直接穴を開ける方法もありますが、作業難易度が高めで手軽に元に戻せないなど、現実的ではないので却下。


セロトリオーナー界隈ではエアフィルターの蓋を加工するのが定番みたいです。


せっかくですので色々と作ってみました!




試作1号


まずはこの形状でトライ


ダイノテストで低速中速がパワーダウンしピークで約0.7馬力ほどパワーアップしておりました。


表現としましてパワーが上がったというより中低速の力を横にダラ〜と伸ばした感じです。


一番使うであろう領域がパワーダウンしてるのでデチューンと言っていいと思います。


コースを全開で走り続けるような使い方ならOKだと思います。



続いて試作2号


中低速復活目指して穴塞ぎました


結果としまして中低速が復活したけどピークで0.3馬力ほどしか上がりません。


穴の塞ぐ場所や、面積でパワーグラフがコロコロと変化するのは面白かったです。


穴を開ける場所で大きく変化してました。


穴位置変更


この形状でテストすると中低速がなくなりピークも0.2馬力アップと最悪な結果でした。


この結果から推測しますと、




エアフィルターの入り口に向けて空気を導いてやればパワーが上がりやすいようです!


さらに試行錯誤続きます


試作3号


穴の大きさは1号と変わりありませんが形状に注目‼︎


キャブレターのファンネルのような形状にしてみました。


ファンネルとは空気の乱れを整え空気導入量を増幅させる効果あります。


この形状を参考にすり鉢状の面取りを追加し効果を確認してみます。


テスト結果は中低速がなくなりピークで1馬力アップしました。


おぉ〜ファンネル形状の追加で0.3馬力アップしましたね。


しかし相変わらず中低速が死んでますね…


ならばと閃いた訳です‼︎


今までのデータを合算すれば中低速が無くならずにピークパワーを上げれるのではないか?


1.エアフィルターの入り口にできるだけ空気を導いてやる


2.穴の大きさはほどほどに形は円形状


3.最大限ファンネル形状に近づける


そしてできたのがこれ



面白い形ですね


すでにテスト済みで中低速が無くならずピークパワーを上げることに成功しております!


いつものようにこのまま販売してもいいのですがもう何種類か製作してテストしたいと思ってます


商品名はそうですね〜パワーファンネルキャップにしようかな!


それではまた✋