こんにちは、玉井です。
質量保存の法則って、聞いたことがありますか?
結構昔に習ったもんで、今の学習範囲にあるかどうかはわからないんですけど、化学反応の前と後で総質量は変わらない、という法則です。
物質の粒子の組み合わせの変化であって、数が変わるわけではないということです。
実はこれ、すでに変わってしまう状況もあるみたいですけど、私たちの生活の周りでは大体当てはまると思っていいでしょう。(高エネルギー状態での反応みたいなので)
私たちが体に取り込むエネルギーも、取り込んだ質量から排出する質量を引いたものになります。
こう考えると、痩せる構造がどういうものか考えやすくなります。
痩せるために普段の食事に足して摂るものは、普段の食事の吸収を抑えたり、排便を促進したりするものが多いです。
摂る質量と出す質量をより近い状態にすることで、取り込むエネルギーを抑えるというものです。
普段の食事の代わりに摂取するタイプのものは、そもそもの質量が少ないか、吸収しない成分のものが多く含まれていて、エネルギーの吸収を抑えるものが多いです。
エクササイズは、多くは一定量のエネルギーの消費をすることで効果が得られるものとなります。
筋肉量を増やして代謝を促すとかよく言いますけど、ゆるゆるがマッチョになったところで、生活代謝は激変するとは言い難いです。
周りの筋肉質の人を見て、人より食べているという印象も受けませんし、食べてる人はそれなりに太いですし、筋肉を保つための筋トレがそもそもカロリーを消費するものであり、何もしなければ元に戻るというものです。
結局やっていることは、摂取エネルギーを抑えるか、消費エネルギーを増やすかなのです。
ある時、私は考えました。
食事することをやめ、結果的に餓死するとして、まずその経過で痩せるだろうと。
餓死した人間が、一定量太っていたというのは、もしかしたらありえなくはないのかもしれませんが、考え辛い状況です。
そして飢餓に苦しむ人間が生き延びた手段として、水分だけは摂っていたというのも聞いたことがあります。
今太っている人間も、本当は気づいているのです。
どうすれば痩せるか、なんてことは。
このブログを立ち上げて、本当に思うことは、なんとこのようなブログの多いことかと言うこと。
そして、痩せる方法を謳ったPDFとか、外部リンクとか、なんとなく商売の香りのするものとか、そういうものがひしめき合っています。
でも、結局カロリーを制限するか、消費カロリーを増やすしかないのです。
正解の画期的な方法なんてありませんよ。
運動するか、食事を管理するかしかありません。
こんな美味しいものに囲まれた日本ですが、実は先進国の中では比較的細身の国らしいです。
こう考えると、みんなちゃんとしてんだなぁ、なんて思います。
私は40年近く、いや、小学4年生までと、中学の3年間は比較的ガリだったので、13年引いて27年間肥満として生きていた自分は、ダメな人間として見られても仕方ないな、と思います。
いや、別にダメってことはないとは思うんですけど、何とかしようと思えばできたのに、と思いますので、その点に関しては努力はしてませんからね。
今でも太めの事を気にしていない、と言う人に痩せなさいとは言いません。
美味いものをたらふく食って、幸せな気分になるのをいけないこととも思いません。
美味いは幸せです。
痩せたいと思い、なんだかよくわからない食品を高い金払って買い込んでいる人とか、良い方法がありますよ、なんて言葉に踊らされてホイホイついていって痛い目を見る人とか、そういう人はいい加減あきらめて、太めで生き続けるか、運動するか、食事の管理をしてください、と私は思います。
とりあえず、玉井メソッドは、太い人がある程度普通の体型になる事ができます。
そして自ら実践してみて、同じ方法で、標準体重から理想体重まで落とすことができることを確認しました。
そして一定に保つこともできます。(現在5か月)
新しいダイエットが流行る度、質量保存の法則を思い出し考えてみてください。
大体同じような感じだと思いますから。
もしくはあり得ない内容か。
ちなみに最近思うのは、ある一定の栄養素を完全に抜くというダイエット法は健康を害するおそれがある気がします。
ほどほどに摂って、摂りすぎない。
これが大事。