視えない世界の視えない術を施すたまふり堂

たまふり堂 (tamahuridou.base.shop)

の明當院(あけのとういん)と申します。

 

沖縄には世界遺産にもなっている

有名な斎場御嶽というところがあります。

琉球王朝の昔から神聖な場所とされ

大切にされてきた御嶽、祈りの場です。

 

スピリチュアル好きの間では

何故かパワースポット扱いをされている

斎場御嶽ですが、その理由として

【自然の精霊的なもの・念の集まった集合体・

良くも悪くも視えない存在】

がうじゃうじゃいるのでスピリチュアルを

やや体感できるかできないかというレベルの

方にとってはぴりぴりくる何かを感じられ

 

そのぴりぴりをパワーだと思っている

というのが私の見解です。

 

スピリチュアルを信じられる人というのは

視えないものを受け入れやすく、

霊的悪影響のガードが弱いとも言えます。

逆に言うと、視えないものなど信じない

という人ほど霊的悪影響を受けず

悪いものも憑きにくいとも言えます。

 

では、そのように

「スピリチュアル大好き、

斎場御嶽で何か降ってくるかも!」

と視えない世界への扉全開で

御嶽に行く人がいたら、

降ってくるのはまず生きている人間に

助けてほしい存在と、

利用したい存在かもしれません。

 

・精神的に弱っている人、

・体力が落ちている人、

・スピリチュアル全開な人、

・祈りの場を侮辱しかねない人、

は、あまり行かない方が良いスポット

ということになります。

 

 

私は兼ねてより知っていた斎場御嶽には

同僚と行きました。

「斎場御嶽」と調べると

「行ってはいけない」とか

「パワースポット」とか

様々に検索されているのですが

 

それはさておき、古来からの祈りの場という

のがどんな場所なのか気になっておりました。

 

一体どんなところかと

好奇心半分、怖さが半分です。

 

斎場御嶽の周りは、自然がとても豊かで

運がいいとオオゴマダラの金色のサナギも

見つけられることが出来ます。

とても神秘的な蝶のサナギです(フリー画像)

 

草木に囲まれた通路の先に、

様々に祈りの場、御嶽があり

その先によく写真などでみるサングーイ(三庫理)があります。

画像から大体の情報にアクセスできる方がいたら、この画像だけでもどんなところか

少し分かるかもしれませんね

 

ちなみに、

デジタルデータに霊はのってこないので

この画像を見ても開運も運気低下もしません

安心してください。

 

が、割と敏感な方は「うわぁぁぁ!!」という

感想を得て自律神経が乱れる可能性はありますね。

 

今は三庫理には柵が設けられており

入ることが出来なくなっていますが

三庫理を抜けて左を向くと

神の島と呼ばれる久高島を望むことが出来ます

(この記事にはフリー画像を使用しています)

 

三庫理を抜けなくとも、

2か所ほど久高島を望めるスポットがあり、

私は斎場御嶽に行ったことがきっかけで

久高島の存在を知りました。

 

ここに行った私も、そして同僚も

目の前が夢の中のような

フィルターがかかっているように見える

という共通の体験をしました。

 

斎場御嶽の深い自然と、

昔からの場に思いを馳せ

最後に軽く祈りをして帰ることにしました。

 

道は、このようにでこぼこした石畳で

足元が悪いです。

斎場御嶽から戻る道は夕暮れでもないのに

「うっそうとした雰囲気」でした、私はこの

どよんとした雰囲気が

まがものがでそうで苦手です。

 

この道は行くときは

なんてことなかったのですが帰りはなぜか、

こんなに遠かったかなと思うほど

長く感じました。

 

そして、道を歩く中、

頭を駆け巡る知らない歌…。

しかも鼻歌にしたくて仕方ない衝動にかられ、

この歌みたいなのは何だろうと思いつつ、

謎の鼻歌を鳴らしながら

振り向きもせず戻ってきました。

 

歌のようだけど、言葉はもやもやとしているし

音階も音調も、あるのかないのか

わからないようなものでした。

後からYoutube等を調べ、

同じものは無いようでしたが

お新下りで唄われているものに、かなり近いと

思いましたので貼っておきます。

 

琉球王朝時代の存在がいるのかもしれません。

 

斎場御嶽を出て

「不思議なところだったねぇ」とか

「まだ目がフィルター掛かってるねぇ」

とかお喋りして戻っている途中

 

「……肩…重い」

「御嶽の道の開けたところから出たあたりから

身体が重くて、息が…空気が入ってこない」

とゆるい下り道なのに同僚の呼吸が荒くなっていきました。

 

視えないものがうじゃうじゃしているのは

知っていましたが、肩と身体が重いと強く感じる、しかも息が荒くなる

というレベルは個体の霊ではなく

大体「霊の大きな集合体」です。

 

「噂には聞いてたけど

本当に憑ける人いるんだねぇ」と

同僚にちょっかいかけたりしつつ

同僚に私の前を歩いてもらって後ろから除霊を

したのですが、ほとんど1回でとれるのに

とれたのが3回目だったので強い存在で

あることは明らかでした。

ほっとくと悪いことが起きるレベルです。

 

「急に軽くなった。ありがとう」

と感謝され、何も問題なく?

歴史ある聖地に行ってきました。

 

通常の状態ではなかなか体感できない

良くも悪くも視えないピリピリや

肩が重いといった何かしらの不思議体験を

するかもしれません。

 

斎場御嶽に行くときは

何の視えない存在も刺激することのないように

真面目に、自意識をよく持って行かれることを

おすすめいたします。

 

あと、霊感持ちの方にとっては

危険なんじゃないかな、と思います。

行く場合はお気をつけてどうぞ。