7月11日の長崎Life of Animal さんのブログからの転載です。
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ようやく触れあえた!!
まず始めに、犬の一時預かりスタッフを緊急で募集したいと思います。
新しい家族が見つかるまで(長期の可能性大)
責任を持ち、自分の家族同様、預かってくださる方を
探しています。
詳しい事を聞きたい方はメールフォームにて
お問い合わせください。
どうぞ宜しくお願いします。
そして先日から、緊急SOSで呼びかけしていますように
収容犬のパンク状態が続いています。
収容期間が長くなればなるほど
犬達のストレスは増え、本当に厳しい
時間との戦いです。
1匹でも期限を迎えてほしくない・・・・・・。
犬達にとって過酷な現状でもありますが、
期限が来る前に何とか再出発できるよう
諦めない気持ちは強いです。
そして1番不安な面は
人に対して慣れていない子、怖がりな子は
一般譲渡も非常に難しくなってきてしまいます。
私達のような素人でも触れ合え
首輪をつけ、リードをつけ、散歩をし
犬と飼い主として普通の時間を過ごせる
兆しが見えなければ、彼らの道は閉ざされます。
今現在収容されている子の中にも
警戒心もかなり強く、中々慣れてくれない
マーブルズという犬が2匹います。
犬舎に行くたびに少しづつ焦らずに
接して来ましたが、ようやくこの日
触れ合う事ができました(/_<。)
私自身も不安でしたが、誰かが触れあわなければ
彼らの良さを伝えるのも難しくなってきてしまいます。
よしっ・・。
犬舎内に入り、知らん顔しながら
ジリジリ近づき、おやつ、手の匂いから
始め、顔周りを触る事が出来ました(/_<。)
以前収容されていた当初の
黒ちゃんずと同じ状態だ(*'_')
極度の怖がりで、人に慣れていない。
でも攻撃しようともしません。
この日は顔周り、首輪付け
体全体を触る事ができました。
大きな1歩だ・・・・・。
そしてもう1頭のマーブルちゃんも
最初は逃げまどいながら警戒していましたが
1度触れ合うと、落ち着き、顔や体、抜け毛を
抜いてあげたりとできました(ノ_・。)
首輪をつける事も出来ました。
人の温かさ、良さを知らないだけなんだよね・・・。
犬舎外では吠えて警戒していましたが
実際に触れ合ってみると、ただただ人が
怖いだけに感じました。
ですが、この子も口周りや尻尾や
足周りを触っても、今の所攻撃するような
仕草は全くありませんでした。
根気良く、触れ合い、接していけば
きっと彼らも人に対し、心を開いてくれます。
時間はかかってしまうかもしれませんが
心を開いた時には、言葉では表せないほどの
喜びや嬉しさで溢れます。
初めて犬を飼う方には難しいですが
根気があり、諦めない気持ちがある方なら
大丈夫だと思います。
彼らを受け止めてくださる家族も
引き続き募集しております。
それから立山地区で保護された
小型犬の臭いと汚れがあまりにも酷くて
この日、シーズーちゃんと一緒に
シャンプーする事にしました。
目も真っ白でシニアとは思われますが
犬種も小型犬としかわからず状態も酷いです。
爪も伸びていて臭いも悪臭が漂って
いました。
私達のできる範囲は、毛玉カットやシャンプー
してあげれるくらいです。
来週、綺麗にトリミングしてもらおうね・・・(ノ_・。)
シーズーちゃんのような脂漏性では
ありませんが、とにかく汚れていました。
年齢も恐らく10歳以上だと思い
状態、状況からして迷子になったとは
考えにくいです。
飼い主さんが見つかる可能性も
非常に低いと感じています。
シニア犬の持ち込み、収容は
小型も、中型犬も本当に多いです。
可愛いお顔してるね!!
後は綺麗に爪も切ってもらいカット
してもらおう!!
来週、時間を見つけトリミングを
お願いして来ます。
その他の収容犬達のSOSは次の記事に
書きたいと思います。
それから今日は哀しい光景がもう1つ。
撮影するのを非常に迷いましたが
助けられない無力さ、ポツンと箱の上に
座って見つめている目を、多くの人にも
感じて欲しいと思いました。
私が猫檻の前を移動するたびに、目で追い
あの視線は、苦しくて痛かったです。
今の時期、猫檻にも沢山の猫達が
毎日のように収容されています。
そして今日、猫を持ち込んだ方が
私達のシャンプーしている所に、
話しかけて来ました。
『仔猫が増えて、どうしようもなかもんね~』
『しょうがいないもんね~』
返す言葉もありませんでした。
持ち込んだ人の気持ちって、こんな
もんなんですよね・・・。
増えたから持ち込む、増えて困る、苦情が
来てしまったから持ち込む、こんな理由ばかり。
シャンプーしていた検査室には
保護されている猫もいるのですが
その猫を見て、チョイチョイと頭を撫でる
仕草をしていました。
その数分前には、仔猫を持ち込んでいる人の
行動とは思えないですよね・・・。
人間側の犬や猫の命に対しての
モラルの向上、底上げをし続けなければ
この悲惨な現状は繰り返され、変わる事はないと
思います。
その他の収容犬達の様子は
次の記事で書きます。
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以上、転載終わり。
センターがパンク状態なため、
収容犬たちの命の期限が付くおそれがあります。
長く居れば、それだけストレスもたまります。
余談ですが、うちの犬でも、
ストレスから脱毛がひどくなりました。
特にこれと言って、
ストレスになるようなことをしてるつもりもありませんが、
そんな家庭犬でも、
ストレスで体の状態が悪くなるのです。
センターに収容されている犬たちのストレスは
想像を絶するものじゃないかと
思われるのですが・・・
記事の最後のほうの、
猫を持ち込んだ人の様子、
一昔前の日本は、
ほとんどの人がこんな感じだったんでしょうね。
時は移り、人々の意識がずいぶん高くなってきたとは言え、
こういった人がまだまだ居る、
いえ、こんな人のほうが多いかもしれない・・・
地方の、特に年配の人は
昔の考え方のままの人が多い気がします。
はっきり言って、今さら考えを変えさせるのは
難しいでしょうね。
あと何年・何十年か経って、
そういった昔の考えを持った人が居なくなったときは、
犬猫の扱いが
もうちょっとましになってるかもしれないなあ・・・
はあ、長い・・・・・・・・・・( ´Д`)=3