うちの会社は夫が2代目
1代目は義父でした。
義母は家にいて専業主婦
経理はO野というギラギラした派手なおばちゃんがやっていました。
みんな、なぜかO野に絶大なる信頼をしていて
引き取った伯母は通帳を預けていました。
(一文無しにされたのと認知症になったので引き取った)
伯母はいつもO野に
「T美さんの面倒は私がみるからね。」と言われていました。
だから信じて、信頼してたんだろうなぁ。
でも、伯母の貯金は全部使われ、
伯母名義の給料もO野がもらっていたのです。
しかも、その給料から差し引かれる社会保険料や厚生年金保険料を伯母から搾取してました。
知ったのはO野が辞めた後です。
夫は入社した時から退職金を積み立ててもらっていました。
義父が膵臓嚢腫で入院して、膵臓を2/3取る手術をするとインスリンが出なくなり
糖尿病になり闘病生活が始まり、夫が代表取締役になりました。
役員になると退職金は積み立てられなくなり、夫の通帳に振り込まれるということは知りませんでした。
後から知ったけど、後の祭り。
O野は夫の名義の通帳を作って持っていたのです。
そこに振り込まれた退職金はどこかへ消えていました。
ブギウギの笠置シズ子さんもマネージャーに横領されていました。
山下じいはいい人で終わってたけど、本当は博打好きな横領野郎で、その当時のお金で5000万円という大金を使ってしまったらしいです。
パク・ヨンハさんも横領されてたし、
大物演歌歌手や俳優さんも横領されてた・・・
私はなぜO野を信頼していたのか不思議でした。
ま、義父にとっては自分のおんなだからでしょう。
でも、義母も伯母もすごく信じてた。
よく考えてみると,O野は人を洗脳させるのがうまかったのかもしれない。
だって、
私が横領してることを言ったら、伯母は
「あんないい人いないよ!!そんなことするはずない!!何で、会社を辞めさせたのよ!!」と激おこでしたから。
辞めさせたんじゃない、勝手に辞めたのに・・・
他人にお金の管理をさせたり
印鑑を渡したりするのは絶対危険
(O野の場合、勝手に三文判買ってきて夫や義父、義母の通帳を作ってたけど。
以前は銀行もゆるくてそれができたんだよね・・・。)
この人なら大丈夫・・・
そう思うこともあるだろうけど、
私は絶対、他人にはお金の管理をさせたくないし、
印鑑も渡さないし、保証人にもならないし、
お金も貸さないな。
母が義妹(父の妹)にお金を貸した時
「人にお金を貸してもいいんだよ。
それは、あーちゃんのお金だから。
でもね、人にお金を貸して、自分がお金に困ったからって私を頼らないでね!」
と言った時には
母が
「あんたって、なんて冷たい人間なの!?そんなこと言うなんて!!」
なんて激おこでしたが
今、自分が病気になって、一日22,000円の特別個室に入ったり、
これからいろんな治療費がかかることを考えて
「あ~お金貸さなきゃよかった。」と大後悔しています。
夫は妹の娘の奨学金の保証人にもなってるし、借りているマンションの保証人にもなってて
保証人になるって言った時、
「なってもいいよ。自分の勝手だから。
でも、お金を延滞して払ってくださいって言われても、私は知らないよ。」
と言いました。
長男も
「俺も知らないよ!母ちゃんが困ってたら貸すけど、オヤジには貸したくない!」
と言ってました。
息子たち二人には
保証人にはなるなよ!!と子供の時から
口が酸っぱくなるほど言ってきました。
お金で人生を狂わされるのはみんな嫌だよね。
大谷君も可哀そう・・・
人のお金を取ったり、盗んだりするやつはサイテーだ!!