やぎです。


7月2日3日に仙台で行われたコーディネーターコーチ講習会に参加してきました。

「やや遠いなぁ」と思いつつ、せっかくなら東北のおいしいものも味わいに行きたいと思い、参加することにしました。


宮城から2名

青森から4名

やぎ・トモ

以上 8名での講習でした。


宮城からの参加者はイギリス・ヘレフォードまで応援に来てくださったMさん

青森からは一度対戦したTさんや、知的障害者サッカーのチームスタッフの方等、

東北の講習会に参加したからこそ出会えたよい講習会でした。


講習会は11時間(2日間)があっという間に感じるほど、どれも面白い内容。


その中で私として収穫だったのは、


●プレーの原則:「サッカーコーチング論」より

攻撃の要素と守備の要素としてそれぞれ考えること、その中で必要なものを1~2個盛り込んでトレーニング内容を設定すること。

・・・要素については、おぼろげながら思っていたことを整理できてよかったです。普段の練習では「アレもコレも意識してほしい」とついつい思ってしまいがち。そこをぐっとこらえてトレーニング内容を考えるのが、コーチの腕の見せ所(?)


●運動学習基礎理論と視覚障害のスポーツ指導

・学習の進み方による適切なフィードバック

・障害の特性として、習得したい部分だけを取り出すのではなく、動きを一連の動作で練習する   等

・・・なるほど!が満載。


●トレーニングの組み方

アップからその日のトレーニングで意識してほしい要素(例えば、声を掛け合う等)を取り込む

コーチはトレーニングをやりながらそれができているかを確認し、できていること、できていないことをフィードバックしながら行う

最後はゲーム形式で今日のテーマができたかどうかを確認!

・・・上記のようなことを教えていただきながら、自分たちもトレーニングを実際にやりました。前田さんのピッと入ってくるコーチングについつい、「はい!!」と背筋が伸びる気持ちになり、もっとやろう、応えようと思うものが…あんなコーチになりたいなぁ


などなどでした。


1日目の夜は、おいしい牛タン料理を囲んで、「ブラインドサッカー」の将来のこと、普段の活動のこと、それぞれの地元のことなどなど、盛り上がりました。


2年後、青森にて、おじさんチーム対若者チームのサッカー対決が決定したようですよ(笑)。

さぁ、次は青森の海産物を食べに行くぞ~~。


練習で汗をかいた締めは・・・牛タンと言いたいところですが、

せっかく仙台に行ったので、12月に行われる「元気フィールド」を見に行ってきました。


体育館は災害ボランティアセンターが設置され、避難所となっていますが、会場脇の芝生は子供たちがのびのびと遊んでいたり、ご近所の方が犬の散歩をしていたりする、穏やかな運動公園でした。


人工芝の野球場を眺めながら、12月ここに帰ってくるのだという気持ちになりました。

私の中ではすっかりホームです!


Mさん、お世話になりました。



「ブラインドサッカー」≠「サッカー」


もちろん一緒の部分はあるけど、やればやるほど、サッカーだけど、サッカーとは違う。

でも、そこがめちゃくちゃおもしろい。

いろんな可能性をハッサーズのみんなと追及していけたらと思いながら帰ってきました。