たまさかです
昨夜は、過去のいろんなことが蘇ってきて、あれもこれもどれもみんな、私がわたしを生きるために起こったこと。
体験したこと。
…。
そんなことを感じていました。
「自分の願い」を知らないで生きてきた五十数年。
振り返ればいつも、誰かが私を「そのような場所」へ導いてくれました。
その時その時の私は「そのような場所」を望んでいないのに、なぜか出会う人出会う人、そして目の前で起こる現象が私を運んで行きました。
いつも、命や魂、宗教に関わる場所に導かれていました。
大人になってからだったかなと思えば、生まれた時からそうだった気がしています。
過去記事で「わたしとスピリチュアル」「魂栄になるまで」というテーマで100以上の記事を書きました。
古い記憶を辿りながら書いたのですが、それ以外にもあんなこともあったなぁと今頃になって思い出します。
ホ・オポノポノを始めてから、心が空っぽになると突然異空間に飛び出すような感覚を覚えるようになりました。
車を停めてボーッとしていたら
「けいこさーん」
と私を呼ぶ声がして、えっ⁈と思った瞬間、まるで何かに背中を押されたかのように、ドン‼︎っと肉体から離れ、宇宙空間のような暗いけれど真っ暗でもなく、星のない夜空のようなところに意識が飛ぶことがありました。
そこには何にもないけれど、自分の感覚さえもないけれど、ちっとも怖くなかったのです。
それから何年か経って、ある人に会いに行きました。
娘が不登校の時期に読んでいたブログの方。
娘は毎日楽しみに彼のブログを読んでいました。
福岡に引っ越すと、そう遠くない場所にお住まいだと分かり会いにいったのです。
「彼」はスピリチュアルセッションをやっていて、それを受けてみました。
リクライニングチェアーに横になり目を閉じると誘導瞑想が始まり、体から意識が飛び出すとさらに誘導されてどんどん上昇していきました。
宇宙空間のような場所、星が見える場所で、私はまた
「自分がない」「私がない」
感覚を味わいました。
宇宙空間に浮いているわけでもなく、
私はない、溶けてしまったのか?
私という「かたまり」がばらばらになったのか?
けれどとても安心仕切っている。
不思議だけど、とても幸せな気持ちになりました。
至福を味わっていたら「彼」の声が聞こえました。
そろそろ戻りましょうか?
だんだんと肉体の感覚を取り戻して行ったのに…、手足の感覚が戻ってきたのに、私の意識は、また私の額から溢れ出しそうになりました。
まるで第三の目のあたりに穴が開いていて、自分がそこから体の外へ流れ出すような感覚があったのです。
どうしよう体の中に収まらない。
そう思って焦っていると「彼」が私の第三の目に手で押さえてくれました。
蓋を閉めるように。
やっと体の中に帰りきった気がしました。
目を開けると、
「ここまで解放できるなんて…。
できないことはない。何でもできますよ。」
と言われました。
彼とはその後数回お会いしましたが、私も忙しくなり会うことが無くなりました。
あれがワンネスというものだろうか?
その後もポカーンとした瞬間、同じように肉体から飛び出すような感覚がありました。
その度に大きな安心感に包まれるのでした。
次第に回数は減って行きましたが、5年前怪我で入院中、久しぶりにそれがおきました。
寝たきりで裸にされて手当やおむつ交換など受けている時でした。
あぁ恥ずかしい!
そう思った瞬間、意識が飛びました。
宇宙空間に私は浮かんでいました。
私は「無い」のではなく、宇宙空間に抱かれていました。
「私は宇宙の大きな赤ちゃんだ」
そう思いました。
何とも言えない安心感。
全てを宇宙に委ねている感覚になったのです。
自分で呼吸もできず、人工呼吸器で手足も縛られていたけれど、絶対的な安心感を味わいました。
大いなる存在に生かされている。
抱かれていると。
恥ずかしさも一瞬でなくなりました。
今年になって、久々にまた体から意識が飛び出しました。
宇宙空間に飛び出したような感覚でしたが、そこにはたくさんの「窓」のような四角いものが無数に散らばっていました。
よく見ると、私の過去の出来事やその「場面」が見えました。
見たことのない「場面」もありました。
数え切れないほどのたくさんの「今」が無数の切手のように宇宙空間に浮かんで見えました。
それを見ながら
過去も未来もないんだ。
それぞれがバラバラでそこにある。
それだけなんだ。
と感じた途端、また自分にかえりました。
姉には話したけれど、こんなこと人に話すと変な人と言われるばかりだろうと思っていました。
けれど春にお会いしたクライアントさん。
我が家まで会いに来て下さったクライアントさん。
初めてお会いしたけれど、お話をするうちにこの方になら話しても大丈夫かしら?と思いました。
その方も私と同じような感覚をお持ちで、楽しく話せました。
私だけではないということに安心し、通じ合うことが嬉しかった。
思えば子供の頃から、机に向かうとすぐにぼーっとして、宇宙空間にいる空想をしていたっけ。
あの頃から、異空間へ飛び出していたのかもしれませんね。
今日も心のままに。
自由に。
魂栄