たまさかですニコニコ



今から7年ほど前のことです。


島原に住む叔母が倒れたと連絡が入りました。


母の弟のお嫁さんです。


叔父は私が9才の頃亡くなっており、叔母さんはその翌年子供を連れて実家のある島原へと引っ越して行きました。


子供の頃はお盆に会うことがありましたが、もう何年も会っていませんでした。


いつかお見舞いに行こうと思っていましたが、日常に追われてだんだんと忘れていきました。



数ヶ月後、また思い出しましたが、先で…と、また見送りました。



すると程なくして、友人に不思議な夢の話を聞きました。


「天草四郎の銅像の夢を見たのだけど、これはけいこさんに伝えなくちゃいけないと思ったの。」


と言うのです。




私はその銅像について尋ねました。


天草四郎の銅像は、島原半島にあるものと対岸の天草にあるものが有名です。


友人が夢の中で見たのは、手を胸の前で組み祈る姿の像でした。


他の土地にも同じものがあるでしょうが、私の叔母の住む町は島原半島の南島原市南有馬町。


島原の乱の舞台、原城跡があります。


友人が夢で見たものは、原城跡に建っている銅像でした。




叔母の家、そして叔父の墓は原城のすぐそばにあるのです。


間違いなく呼ばれていると感じました。


叔母のお見舞いというより、叔父が呼んでいるのです。



娘を伴って南有馬へと向かいました。


まず、叔母の入院する病院へお見舞いに行きましたが、数ヶ月経過していたので、一人で歩けるほど元気になっていました。



お見舞いの後、叔父の娘、従姉妹と待ち合わせ、叔父の墓参りにいきました。



そこで叔父からメッセージがありました。




長女は日蓮宗のお寺で月に二回、毎月、それももう二十年以上、「施餓鬼供養」を続けています。


一般にはそんなに頻回にしなくてもよいのでしょうが、そのお寺のやり方なのでしょう。


このお寺は私が過去に通っていたお寺です。


私も通い始めた当時、住んでいた北九州市から月に二回通い、その度にお布施を包み供養を受けていました。


そうしないとならないと指示されていたからでした。


娘がまだ一歳で専業主婦だった私にとって、長崎県への交通費やお布施のお金を工面するのはとても大変なことでした。


高速代とガソリン代だけで一回に一万円、そして供養はこの人もこの人もと言われるのでひとりではないのです。


ひとり三千円で何人分かですから、ひと月の出費は数万円になっていました。



お寺の庵主さんには


「このようなお金は勝手に生まれてくるもの。


あなたのやりくりが悪い。」


と度々お叱りを受けていました。



初めてお参りした時に、先祖供養をしないと先で不幸なことになると言われ、恐怖を植え付けられしまったのでした。



私は庵主さんの教えに納得することも、洗脳されることもなく、3年目にして出入り禁止となりました。



けれど私の従姉妹は、二十年経っても通い続けていたのでした。



叔父はそのことに対して娘に伝えて欲しいと、私を呼んだのでした。



「日頃起こっていることを『因縁』のせいだ、先祖のせいだ、困ったものだと思い込まされている。


不運や不幸があれば、〇〇さんをもっと供養しないと…と言う。


いつまでそのようなことをやっているのか。


自分たちの問題を先祖のせいにして、先祖たちも迷惑している。


供養どころか、いい加減に解放してくれと言っているよ。」



私は叔父の言葉をそのまま伝えました。


けれど従姉妹は


「けいこ姉ちゃんの話はさっぱり理解できない。


他の世界の人の言葉みたい。」



そんな会話をしている横で、従姉妹の幼い息子が


「〇〇さんがね〜。」


と、困ったもんだとでも言うような態度で呟きました。




それを見て、こちらが呆れるほどでしたし、叔父に対して力不足を詫びました。


「おじさん、ごめんね。伝わらなかった。」


けれど叔父はこう言いました。


「これでいいんだよ。


一度耳に入れていれば、この先いつか気づく時が来る。


これで良かったんだ。ありがとう。」


叔父の言葉に慰められました。



その日は従姉妹の家に泊まり、翌朝早くに長崎市へ向かいました。


前日は2016年8月3日、父の命日でした。


そして翌日の8月5日は母方の大叔母の命日。


長崎には大叔母の墓があるのです。


大叔母が懐かしくて仕方なくなりました。



従姉妹と別れ、長崎市へ向かうことにしましたが、地図を見て「岩戸神社」が気になりました。


海岸線を通るのではなく、島原半島の山間部を北上するルートを選び、岩戸神社へ向かいました。



②へ続きます。


魂栄




魂栄(たまさか)とは、ある朝神様に言われた


「たまさかちゃんを育てなさい。


たましいさかえる魂栄ちゃんですよ。」


この時初めて知った存在であり名前です。


神様に八百万の龍をつけられています。


神様のそばで『響かせること』をしていた存在のようです。


そして魂、霊魂の光の道案内をしてきた存在だそうです。


今では私のハイヤーセルフです。


龍『魂栄の龍つなぎ』龍


1時間 15,000円


龍フォローセッション龍


30分 3,000円


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どうしてもお急ぎの方は、水、木の夜でしたら対応できる日もあります。


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