ハルちゃんとうつ玉子のうつ療養記 -115ページ目

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殺された人の代わりになりたい

女の人が、通りがかりの人に、いきなりナイフで切りつけられて
殺されたらしい。非常に･･･お気の毒なことだ。

しかし私はつい、ニュースを聞いていて、

私を殺してくれればいいのに、と思ってしまった。

私が代わりに殺されたい、
自殺は、してはいけない、でも生きていたくない。だから･･･。

こんな不謹慎なことを、うつ状態時は考えてしまうんです。

なんでそんなに死にたいのかって・・・？

生きている事自体がへとへとで疲れきってしまうのです。

失恋したとか、親が死んだとか、、
何の理由も無いのに、
ただ、生きているだけで、苦しいんです。。

生きて、呼吸して椅子に座っているだけで、
心が暗闇に閉ざされ、涙も出なくなり、凍りついて苦しい。

脳が、過労状態の病気だから。
脳の機能が、とてつもない過労で異状になってしまって、
正常に働いてくれない病気だから。

笑う機能も、おしゃべりする機能も、喜びを感じる機能も、働いてくれない。
笑いたくても、脳が動いてくれない。
映画をみて感動したくても、画面を見続けられなくなってしまう。
映像処理の機能も、疲れきって、短時間しか働いてくれない。
空が青く晴れていても、逆に苦しみを感じてしまう。
脳がへとへとになっていて、うまく働いてくれないから。

だから、「脳」が、もう動けないよ、死のうよって「自分」に言っている。
生きているのがこんなに苦しいのなら、
何もかも終わりになれば、楽になれそうな気がするから。

うつは、脳が機能異常になる病気。
自分の気の持ちようとか、心がけとかでは、脳の異状は治らない。
その心を司る「脳と言う物質」自体が正常に動いていない病気なのだから。

足を骨折した人が「足が痛いから歩けない」と言ったら、
「甘えるな」って言いますか？

脳が過労で異状になって、へとへとになったうつ患者が「苦しい」と言っても、
「甘えるな、もっと頑張れ」って言われるんでしょうね。
脳って、病気になっても人には「見えないから」

こんなの、経験してみないと、わからないですよね。
甘えていると思わば思え、です。

うつ病とともに歩むしかない。

やっぱモーツアルトでしょう。

朝起きたら、モーツアルトを聞きます。

というか、一日中ほとんどモーツアルトです。

これがこころにぴったり来るのです。

その時その時の心で、聴きたい音楽が変わってきます。

うつ中の今は、モーツアルトの優しいメロディのやつ。

音楽はうつの私に欠かせません。

フリー写真：http://www.s-hoshino.com/f_photo/

日内変動：一日のうちで調子が変わります。

うつには状態に波があるんですー。

病気は病気中なんだけど、それでもまあまあの時や本当に悪いとき･･･。

本当に病態が悪いと、一日中だめですが、
少し調子が良くなってくると、日内変動が起こったりします。

今まさに、わたし、日内変動中です～。
日内変動が起きてくるのは、うつが全体的に良くなってきている証。
希望を持ちませう。
ふうう～。

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日内変動とは！？

朝、調子が一番悪く、

昼になって少し良くなってきて、

夜になるとけっこう元気になったりします。

で、夜の姿だけ見られると、
「本当にあいつ、うつ病か！？」
と疑われたりします。

本人も、無理しちゃったりします。

でも、夜無理すると、
次の朝、地獄が待ってます･･･。

日内変動。夜調子がいいからと、油断しないこと、です。

自己紹介

大学生のとき、急に怠け者になり、学校へ行けなくなりました。
３ヶ月家に引きこもり。
どうやらこれが、うつの始まりらしい。

その後普通に元気になるが、２０代の頃、いろいろあって、苦しくなる。
苦しくなるっていうのはどういうのかって言うと、
一年間「まったく笑えなかった」これ、ほんと。にこりもできない。
いつも口がへの字になってた。

おまけに、自殺願望。
どうやらこれが、うつ２回目だったらしい。

３０代はすごく元気に過ごしたら、４０代でうつがやってきた。
中途覚醒、動悸、だるい、いらいら。これが３回目。

その後、一回治って、またうつに。
４回目が一番ひどいうつ。
今までが「抑うつ状態」だったとすると、今回はまさに「うつ病」
初めて医者にかかりました。

４回目のうつは現在進行中なので、別に書きますね。