今日はちょっと、もんちゃん整体、ではなくて、
働き始めて2か月ほどになる「りらく」さんでのエピソード
3月15日にオープンした、「りらく」平和通り1丁目店
毎日、多い日は90人~100人、少ない日でも50人以上はご来店してくれる、
たぶん、札幌市内でもかなりの繁盛店
もんちゃん整体では、悲しい事に一日に1人、2人とかのペースですから、
ご来店バンバン、電話もじゃんじゃんな環境って、正直、羨ましい限り
オープンからの1週間、恥ずかしい事に手、指が痛くてしょうがない状態でした
1日、6人~7人を揉みほぐすだけの指ではなくなっていたのです
ナマってしまっていたんですね・・・
1か月ほど経って、だんだん、『指名』 のお客様がつくようになりました
スタッフが18名も居るなかで、私、門脇をわざわざご指名して頂ける、
本当にありがたい事です
で、そんな、ちょっと慣れてきた時、事件が起きました
初めてご来店なされた、「サトウ」様
「りらく」では、お名前をカタカナでお呼びします
難読な苗字のお客様もご来店なさるので統一のルール
「サトウ様、コースはお決まりですか?」 「うむ、60分の揉みほぐしで頼む」
「お着替えもご用意しておりますがいかがなさいますか?」 「いや、このままでいいよ」
「はい、ではご案内致します、こちらへどうぞ」
罠、というか、慣れというか、事件は次の瞬間に起きました
「本日担当させていただきます門脇です、特におつらいところはございますか?」
「うむ、腰から下を頼むよ」
施術に移りました
私の中では、「全身揉みほぐし60分の中で腰から下を重点的に」 なのだと勝手に判断
でも、サトウ様は違っていたのです
とにかく腰から下が、つらくてだるくてご来店なさっていたのです
首を揉みながら、「強さ加減、痛くないですか?」 「首はいいよ、そこはいいから」
「あ、はい、それでは・・・」 肩を揉んでみました
結構とコリコリです 「コってますねぇ」
次の瞬間、お客様が突然、怒鳴り出されました
「おい!!腰から下と言っているだろう!」
「!!! し、失礼致しました!」
完全な私の思い込みだったのです
誠心誠意、お客様に謝りながら、腰から下を揉みほぐしました
40分ほどで、ほとんど揉みほぐしてしまいました
あと20分、どうしよう・・・
「お客様、腰から下はもうほとんど揉みほぐし終わりました
先ほどは大変失礼いたしました、私の勘違いでした
ですが、あと20分ほど時間があります
もしお許しくださるのであれば、首から肩、肩甲骨辺りも揉んでも宜しいですか?」
「まぁ、そうだな、じゃあ君に任せるよ」
お客様からのクレームで、施術スタッフが交代とか珍しくありません
そうなりかねないスレスレの事件ですから、正直、悩みました
また叱られるくらいなら、また無駄に20分、腰から下を揉んでいても良かったのです
でも、私にはそうは出来ませんでした
首・肩もコリコリなのを知っていたからです
60分、一生懸命揉みました
「サトウ様、本当に失礼致しました、ありがとうございました」
深々と頭を下げてお見送りした後、反省しきり・・・
もうご来店はないかもなぁ、失敗したー、今度からはちゃんと確認しよう
それから1か月
先週の土曜日、17時から出勤の私のボードにご指名、『サトウ様ほぐし60分』とあります
だ、誰だろう? サトウ様っていっても全く見当がありません
「いらっしゃいませ」 初老の紳士がご来店です
あ、あの時、怒らせてしまったお客様だ!
「お客様、以前、私の勘違いでお叱りを受けまして、あの時は大変失礼致しました」
「おぅ、門脇さん、今日もお願いしますよ」
「え???はい??」
「あれ?門脇さんで予約入れておいたはずだよ、電話で」
まさか、ご指名をあの方から頂けるなんて思ってもみませんでしたから、本当にビックリ
「こちらへどうぞ、今日はどちらがおつらいですか?」
「門脇さんに任せるよ」
「はい、かしこまりました」
ありがとうございます! ありがとうございます!
何度も何度も心の中で叫んでましたね
本当にありがたい事です
日々、精進です