3.11のあの惨事のあと、
柄にもなく考え込んでいた訳で
『人生とは何ぞや』
『いのちとは、かくも儚いものなのか』
『明日の我が身など、どうなるか誰もワカラナイ』
それなのに、自分はただテレビを見ているだけで、何も出来ないで
その頃私は、とある整体院に通っていました
整体テアテマンドール、三戒堂水宝氏の院です
かつて画家になりたくて、若い時に家を飛び出し、
プロの画家を目指しつつ放浪の先で、老女から授かった『手技』で
韓国、フランス等々様々な国を旅し、結婚・離
整体の技もさることながら、その頃の私は彼の語る人生観や生き様
大いに刺激を受けておりました
で、通ううちに『おいお前、弟子にならないか?私の手技を伝授し
的な話が、なんか自然に出るようになっていたんです
彼に心酔はしていましたが、まだ勤め人の身でしたし、まさか、
自分の腕一本で食っていこうなんて、そんな度胸はなかったのです
3年前のあの日から、4~5日経過した日、たまたま予約していた
1か月前の時点では、あんな未曾有の大惨事が東北を襲うなど、知
それで予約していたので、のこのこと出掛けて行ったの
施術が始まり、当然、その話になる訳です
その頃私は佐川急便の社員でした
佐川急便にも東北・北関東に支店、支社が幾つもあります
が、4~5日経過した時点でも、全く連絡も取れず、
社員の安否も何もかも、まるでわからない状態でした
師匠は、ある意味達観した方なので、終始落ち着いた様子でした
『そうか、君の会社も、社員の仲間もそのご家族もさぞや大変な事
私が、もし東北の被災地に居たとして、高台に避難して五体満足に
生き延びていたのなら、すぐさま避難所に行って施術してあげられ
どうせ板間に薄い毛布で寝ているんだろう
腰や肩が痛い方々は大変だよ、かわいそうに
手に職を持っているとはそういう事さ、どうだい素晴らしいだろう
かねてから言っている
お前も弟子にならないかい?』
うつ伏せで気持ちよ~く施術されている最中に、そんな事言うもの
柄にもなく、人生とは何ぞや?!なんてマインドの時に
スイッチが、カチっと入ってしまったんです
単純ですからね、私
そうだな、そんな人生も悪くないな
人に感謝される仕事っていいよな!!
施術が終わって、お支払いの前に宣言していたんです
「師匠!!テアテマンドールの手技、私に教えて下さい!!!」っ
そして、現在に至る訳で
なので、3.11がなければ、
今の私は居ないのです
亡くなられた方々のご冥福をお祈り致しますと共に、
一日も早い復興を願わずにはいられません
今日は、だから、特別な日なのです










