昨日、告示された都知事選挙。
えっ⁉︎昨日なの⁉︎
と疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないかな。
だって明らかに公職選挙法違反である事前活動をしていた蓮舫氏がいたりして、随分前に告示されていたような錯覚に陥ります。
法律違反を議員自ら犯しても罪に問われないこの国。
一体、どうなってるの⁉︎
56人もの出馬だそうですが、実質は現職の小池百合子氏、参議院議員の蓮舫氏、広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏、航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏の闘いとなるのでしょうか。
少子化が東京を中心に問題視されていますが、これって政治の力でなんとかなるものなんでしょうかね。
お金の問題で子どもを産まないという選択肢が増えていることは事実でしょう。
けれど。
その前に未婚率が増えているのは、経済的な理由だけとするのは無理があるのでは?
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」によると、2020(令和2)年の「50歳時の未婚率」は男性が28.25%、女性が17.81%でした。前回調査と比べると、男性は約3.5ポイント、女性は約2.9ポイント上昇しています。
この数値は経済的な理由ということだけでは片付けられないのではないでしょうか。
わが家の若者二人もまったく結婚の気配がありません。
相手がいないということもありますが、結婚に魅力を感じていないというのが一番の理由です。
先日、夜のお台場のスタバに行きました。
それも土曜の夜。
カップルが多いと思いきや。
同性同士で週末の夜を過ごしている若者が半分くらいいました。
レインボーブリッジが見えるムーディなカフェで同性で楽しそうに語っている。
価値観が変わってきているのだな、と思いました。
(カップルよりも同性同士の人たちの方が幸せそうに見えたのは私の偏見によるものだけではないような)
結婚どころか、恋愛からすら遠ざかっていると思われる若者たち。
それを政治の力でなんとかするって無理があるんじゃないかな。
先進国は出生率がどの国も低く、価値観の多様化が進んでいるからこその結果なのですよね。
発展途上国のように子どもを「労働力の一員」として捉えているからこその多産が幸せかというとそうではないわけだし。
遠い将来には人口が減ることで社会保障の面でコストがかからなくなると言っている識者もいるし、AIが労働力の担い手になっていくという側面もあり。
日本は高齢化社会になるとメディアから盛んに脅されているけれど、ベビーブームであった高齢者たち(第1次ベビーブーム期昭和22〜24年で、その時に生まれた女性が出産したことにより、46~49年には第2次ベビーブーム)が過ぎれば高齢者数は減っていくのですからね。
今よりさらにAIに労働力を任せるようになるのだろうから、と昨夜息子と語ったばかり。
むしろ人間でしか出来ない労働は減っていくのではないかと危惧するべきなのではないのかしら。
ちょっと話が脱線していますが、元に戻すとして。
七夕に行われる都知事選。
いずれにしても、難しい選択になりそうです。
東京都民であるわが家。
心して選ぼうと思っています。