娘のフラメンコ教室の発表会終わりました。
今回で2回目となる発表会ですが、私も出演することとなりました。
ブレリア という即興性の高い踊りを踊りました。
サプライズで息子にもカンテを歌ってもらい。
(息子は一応音大の歌科でオペラを勉強していましたが、今はしがないサラリーマン)
それが私の友人たちの琴線に触れたようで
(娘とも踊りましたが、それは想定内だったのでしょう)
ありがたいことにほとんどの友人たちから
「泣きました」
との言葉をいただきました。
(当然踊りを観ての涙ではない💦)
息子の出演はすんなりと決まったわけではなく、一度は出ると言ったものの、十日前にカンテの動画を渡したところ
「こんなギリギリになってスケジュールも知らせず歌えって」
と激しくブーイング。
結局私では説得出来ず、娘に委ねることに。
なんとか出演すると言ったとのことで、一体どんな風に説得したのか尋ねると
なんと!
「お母さんもうすぐ死ぬよ」
と言ったそう。
(私は今現在すこぶる健康です)
「冥土の土産に出るから」
と息子。
まだまだ私は死にませ〜ん。
生徒さんたちの踊りはオープニングからアレグリアスをリレー形式で(この表現で合ってる⁉︎)踊ったり、ストーリー仕立てのタンゴだったり、娘のこだわりが随所に込められていました。
カルメン風の愛憎劇あり、スパイ風のお笑い系のものあり。
生徒さんたち、頑張りました。
(決して上から目線ではない、純粋な賞賛)
バックのアルティスタのお二人も、娘の過度な要求に答えてくださり、発表会を盛り上げてくださいました。
これが最後となる私の晴れ舞台。
友人たちから
「最高の母の日のプレゼントだね」
との言葉をいただきました。
私のフラメンコとの集大成であり、子どもたち(もうおばさん、おじさんになってるけど)との生活の一つの表現でした。
「フラメンコは人生を表す」
と言われていますが、ほんの断片でも私たち親子の人生を表現出来たなら、この上なく幸せです。