大谷翔平さんの通訳である水原一平氏の賭博行為。
    

球団のクラブハウスで選手らの前で自身が
「ギャンブル依存症」であることを告白した


と、この記事に書かれている。
別れた夫がギャンブル依存症であったために、少しながら私はギャンブル依存症の知識がある。

「ギャンブル依存症であることを認めない」
というのが顕著な特徴であると、どの文献を見ても書かれている。

実際元夫もそうであった。

「いつでもやめられる。だから今はギャンブルを楽しむ」
だからこそ、深みにはまっていくと言われているのだ。

そして、ギャンブルで作った借金を返すために
「このお金を一時拝借して、ドカンと儲かったら返せばいい」
そういった思考になるという。

水原氏は自らギャンブル依存症であると告白したのは、もう周りを固められ、逃げ場のないほど追いつめられていたからなのか。


ギャンブルは周りのすべての人を傷つけ、自らを死に至らしめることもある心のガンともいうべきものだと私は思っている。

たとえ、その時に幾許かのお金を手にしたところで、それ以上に失うことの大きさは計り知れない。

事実、元夫はギャンブル依存症からうつ病となり、アルコール依存症に陥り、肝硬変で命を落とした。

亡くなった時には、義母の仕事仲間のたった一人に見送られてこの世を去った。

私たち家族がその死を知らされたのは、すべてが終わってからだった。







そして。
妻であった私はその死を知らされてから、一滴の涙も流していない。