下記に書くことは私の直感に基づく独断的なものです。
ですからもし読んで頂いた方は、老人のたわごととあまり信用されないようにして下さい。
厚生労働省のホームページに正確なことが書いてありますので、そちらをどうぞご参考になさってください。
私はリスクの高いといわれる高齢者の一員なので、自分なりの対応をこれから取ろうと思います。
自分の安全は自分で守るというのが私のモットーです。
誠に残念ながら、どうも日本における新型コロナウイルスの初動における制御は出来なかったようです。
ここ数日報道されている新規感染者の報告はいやな流れになっています。
もう日本全国どこで突然感染者の発見がされても不思議で無くなったと思います。
このことについて感染症学会でも既にそういうコメントがされていますので、想定内の事ということになりますが、現実にそうなってくるといささかショックを覚えます。
私の住んでいる県での感染者報告はまだ有りませんが、今日そういう事例が報告されても不思議でない事態になったと私は覚悟しました。
感染拡大期には、報告されている感染者よりも数十倍いや数百倍の感染者が既にいるのではと想像されます。
それが正しければ、日本での昨日の感染者はクルーズ船を除外しても130名強の報告ですから、既に相当の感染者が国内に存在するということになります。
感染拡大期に入るとと感染者の増大はとても防ぎきれません。
武漢では、17名の死者が出た時に都市封鎖がされました。日本で同じ事が出来るとは思えません。
また封鎖できても狭い日本では効果は限られると思います。
日本では大丈夫というのは甘い考えだと思います。
このウイルスは感染しても症状が軽かったり、全く症状がでないまま治癒にいたるケースも多いとの報告がされています。
ここがとてもやっかいなところです。
発症しても致死率は2%程度と報告されています。
中国における致死率に比べ、それ以外の国の致死率は今のところ低くなっています。
中国の特に武漢の状況では医療が破綻していた時期があると推測されるため、症状がある人を治療することで手いっぱいで、感染しても発症していない人まで検査で検出することは出来なかったのではないかと思います。
これは全く想像の域をでませんが、もし症状のでない感染者まで含めた感染者総数を分母にすると致死率は更に下がります。
そうすると、感染してもめったに死なずに治癒し、免疫を獲得できるという事になります。
しかし、中国の例では高齢者は致死率が6%ぐらいで、80歳以上になると14%とかに高くなるとの報告です。
もし全員が感染しても98%以上の方は死ぬことはありません。
事態が収拾されて、疫学的な統計が報告されれば、最終的には致死率はインフルエンザ並みかも知れません。
しかも実際に全員の人が感染するなどという事はあり得ません。
感染しても一定時間が経つと、治癒した人の割合がどんどん増えるわけですから、その分感染率は頭打ちになりそれが更に進めば感染拡大が止まるからです。
武漢の人口は1000万以上ありますが、患者数(症状が出た人)が7万を超えて徐々に新規患者数が減りつつあります。回復した人も1万人近くおられる様です。
くどいですが感染しても発症しない人がその他に多数おられるということになります。
クルーズ船内の感染増大は想定外の展開を見せていますが、船外に拡大させなかったという意味では、大変不謹慎であることを承知で申しますと、効果が有ったと言えるのかも知れません。
しかし、不十分な形で多くの方がその後下船されました。
オーストㇻリアや米国では同じ状況で下船した人のなかから感染者の発生が報告されています。
日本でもそういう状況が続くと予想されます。
しかし厚生労働省の水際対策やクルーズ船がどうのこうのと言う時期は過ぎてしまいました。
私はこの状況に至って、自分が感染しないようにするにはどうすれば良いかを自分なりに考えて、年金生活者の身として出来ることとして、まずは最低限多くの人と接触しないようにすることにしました。
具体的には買い物に出かけるのは週1回にします。
自治会の役職の会合が3月に多く予定されています。出席しない訳にはいかないので、この場合は自分なりに防御策を考えます。
もちろん、もし感染拡大が進めばこれらの会合も中止になる可能性はあります。
お仕事のある現役の方や学性さんたちはそういう風にはいきません。
テレワーク・時差出勤・自宅学習その他もろもろの対策が取られつつありますが、それらの対策を取ることが困難な方もおられると思います。
私がもし政府高官なら、感染拡大防止のため2週間程度日本全体を休日とすることを提案します。
その間に封じ込めの個別対策を国民全体で実行します。
武漢は17人の死者が出た時点で都市封鎖がされ、実質1か月以上そういう状況にありますが、まだ終息したとは言えません。
しかし拡大のピークをいくらかでも抑えたという効果は有ったのではないでしょうか。
そのくらいダイナミックな対策を講じないと効果は限定的と思われます。
しかし国全体が2週間休日になんてことになれば、経済的な損失は莫大なものになります。古臭い言い方をすれば、指導者は切腹覚悟で実行を提案しなければなりません。
まあ実行は無理だと思います。
感染しないことが最善ですが、もじ感染するなら早期に感染した方が手厚い医療を受けられるので、その方がましだなんて自分勝手なことさえも考えたりしてしまいます。
ここまで書いたことを見直して、「えらいこっちゃな!」と思いますが、何度も申し上げます通り、感染しても死亡率はとても低いので、来るなら来いと嵐の通り過ぎるのを待つしかないと、開き直ったら気分は落ち着きました。
*23日23時に一部修正しました。