レタスのふち | ごきげんたまご

レタスのふち

おもしろい詩に出会ったので、紹介します。

本当は縦書きです。

 

白石かずこ

詩集<卵のふる街>から

 

卵のふる街

 

青いレタスの淵で休んでると

卵がふってくる

安いの 高いの 固い玉子から ゆで卵まで

赤ん坊もふってくる

少年もふってくる

鼠も英雄も猿も キリギリスまで

街の教会の上や遊園地にふってきた

わたしは両手で受けていたのに

悲しみみたいにさらさらと抜けてゆき

こっけいなシルクハットが

高層建築の頭を劇的にした

植物の冷い血管に卵はふってくる

何のために?

<わたしは知らない 知らない 知らない>

これはこの街の新聞の社説です

 

 

 

ひょえーとびっくりしました。

私の無知ゆえですが、こんなに色鮮やかに文字をあやつり、なんだか意味はわからないけれど、ぎぎーっと心に爪跡を残すような詩が

あるなんてーーーーーーーーーーーー!!!

 

というわけで、いろいろ読み始めました。世界は無限で、文字の世界もまたそうなんだーと改めて。そんなゴールデンウイークの初日😊