エデン | TAMAGO公式ブログ「シンガーソングライターTAMAGOです〜ぅ♪(仮)」

TAMAGO公式ブログ「シンガーソングライターTAMAGOです〜ぅ♪(仮)」

2002年、ミニアルバム「again」
2005年、フルアルバム「Homeland」
2015年7月8日シングル「キラキラ」発売!

長野県出身、静岡県在住のシンガーソングライター。
MCと歌のギャップが激しいと必ず言われてしまうアーティスト。
本人は至って真面目かつ自然体です!

オリンピック盛り上がってますね!

そして、お盆ですね。



TAMAGOも昨日、近くのお墓にお線香をあげてきました。






今年は、叔父の7回忌があったみたいで。


もう6年も経つのか…と。






6年前の春、母から叔父が亡くなったという留守電を聞いて、思わず
「えぇ?!」
とその場で大声でした。
信じられなかったのです。


まだ60だったのに…。


叔父は元々心臓が弱かったこと、30代の時も危なかったこと。
その後に知りました。


TAMAGOのこと応援してくれた1人でした。


知らせを聞いて本当に驚きました。

その2年前、叔父のおかげで飯田の皆さんに歌を披露することが出来ました。
{5E3D7991-F78D-449C-A15D-756660980B1A}
2008年のお正月だったと思います。

有難かった。

本当に大勢の方から慕われてたんだなと感じたのは、告別式の時でした。


総勢500人以上の方々が弔問に訪れてくださったみたいで。

本当に感動的な式でした。


いつものようにニコニコした遺影。

久しぶりに会ったと思ったら、こんな形で会うなんて…。

「もっと話したかったな…」
心で呟いた。

そしたら、叔父の声がはっきり聞こえてきた瞬間がありました。

「大丈夫なTAMAGO.
TAMAGOが呼んでくれたらな、
おいちゃんいつでも飛んでくで」

叔父の声だった。

や、まさか遺体から聞こえてくるわけがない。

心に聞こえてきた。



今でも、はっきり覚えてる。




告別式が始まる前、ざわめいている会場でも。

東京から、まだ私の兄が着いてなかった時だった。

「あれ〜?ひろっくんおらんなあ」
と兄を探していたようだ。

「大丈夫。今向かっとって、もうじき着くで」

「あぁ、そう…」


と、心で会話した覚えがある。



信じられないかもしれないけど、聞こえちゃうんだからしょうがない。

と、勝手に思っている。



会場では、特別にTAMAGOの"EDEN"という歌をBGMでかけていただいた。



そして、最後に弔辞もさせていただいた。

叔父が心に話しかけてくれた事も素直に述べた。

そして弔辞の最後に、ワンフレーズ"EDEN"を歌った。

総勢500人前後の前で。


「瞳を閉じて願うものは
心の中に描いた故郷
人知れず流す涙こそ
未来(あした)に宿る希望の光

常に人は心の奥で
強く愛を求め続ける
今は誰も気付かなくても
すぐに時は来る…」


弔辞は終わった。

その後に遺影を見たら、見えた。


何がって、

叔父の涙。


ニコニコ顏の両目から、光るものがゆっくり流れていた。


私には見えた。


ビックリしたけど…



あぁ、叔父が感動している!




嬉しくて、誇らしくて、こっちも泣きそうだった。









火葬の前は、遺体の横にTAMAGOの今まで出した2枚のCDを入れてあげた。








火葬の後、骨と化してしまった叔父の…遺骨と、CDが溶けただろう場所を目に焼き付けた。








あの時、ああいう時って、よく眠れなくて寝不足のまま告別式を迎えてしまうんだけど、人の死を現実として受け入れるため頑張ってしまい、さすがに身も心も疲れた記憶がある。


お葬式って、寂しい悲しいイメージしかなかったのに、叔父の時は感動しかなかった。

あんなに素晴らしい式は初めてだった。







人は、死んだら何も無くなってしまうなんて嘘だ。






確かに、お金はあの世には持っていけないけど、心だけは持っていける。


きっと

生きてる間にどれだけ心に宝を積んだのか

どれだけの人を慕い、喜ばせ、愛せたのか。


愛は見えない。
からこそ、どんなに大きくても持っていける。







なんて大真面目な事を実感してしまった。







エデンという天国で、いーっぱいの愛を吸って生きていけたら、これ以上の幸せはないだろう。



という事で、1曲聴いてください♪
TAMAGOで、EDEN








TAMAGOシングル「キラキラ」
好評発売中!