なので、
朝起きられる時間、
観られる時間、
帰れる時間
を満たしている最寄りの映画館で観てまいりました
これ、アカデミー賞ノミネートかなんかの時には、日本ではやらないのでは?と言われていたような。
何故なら、このオッペンハイマーさんは「原爆の父」と呼ばれる原子爆弾を作った人で、いわゆる「この人の存在のおかげで日本は2発の原爆を落とされた」と言っても過言ではないのです。
被爆国ですから、ある意味恨めしい存在。
しかしその点が映画でも描かれるんです。
憎まれるは誰なのか。
しかし、私はこれは日本で上映して正解のような気がしました。
原爆に無知のまま「非核三原則」をただ謳うのではなく、科学者であるオッペンハイマーが生み出した原爆は何故生まれ、投下されたのか、知ることができます。
そして、その後のオッペンハイマーの葛藤。
憎まれるのは誰か…に、戻りました(私は、です。)
観て良かったです。
残酷なシーンはありません。
ただ、私はやはり涙が出ましたね…。こうして悲劇が起きたのか、と…。
そして実は2本立てでもうひとつ観てきました
こちらは石原さとみさん主演『ミッシング』。
我が子の失踪、そこに絡む人物たちを描きます。
石原さんの母としての演技もすごいです。
突然我が子が居なくなってしまった…
手がかりもない…
音も葉もない噂や誹謗中傷と戦う…
エンディング前にも何度か涙しましたが、
エンディングにはまた涙が
これはお子さんがいたら、わが子のことを考えて辛いかも。
泣いてばかりの一日。
これは折り合いをつけて生きていくには、ということなのかな。
心がえぐられますので、ご覧になる際はお気をつけください