たまご堂では、
【妊活】
が目的の方も多いのですが、
改めて
流産の原因について
調べてみました。
というのも、
先日
前回、早期に流産したのは、
黄体ホルモンのシールが
なくなってしまったが、
風邪か何かの理由で
追加をもらいに行けなかったので、
流産してしまった…
という方がいらしたのです。
早期流産の原因って、
赤ちゃん側の
染色体異常なのでは?
はて?
ママ側に原因があるというのは、
本当?
と、思ったからなのです。
試しに、
日本産婦人科医会
流産の原因は、
3種類。
❶妊卵・胎児側の異常と
❷母体側(❸父親含む)の異常に
大別されるそうです。
早期流産は
妊卵の異常によるものが多く、
後期流産では
母体の異常が多くなる。
↑
教科書的には
(表)のような原因が挙げられますが、
エビデンスの乏しいものも
多いんだそうです。
しかしながら、
早期流産の半数以上は
妊卵の染色体異常とあり、
以前は、
50%が染色体異常
といわれていたそうですが、
最近の研究では、
60~70 %が染色体異常が原因だと
分かってきている。
それに、
母体の高年齢化に伴い
早期流産も増え、
40 歳以上の流産では
80 %以上が
妊卵の染色体異常が原因だと
分かっているのだそうです。
また、
お母さん側の因子としては、
○母体に元来存在する疾患が
原因になる場合があるけれど、
○感染症,ストレス・心理的要因、
喫煙、過剰なカフェイン摂取なども
原因になる…とありました。
もっとも、
関連が示唆されるものとして、
黄体機能不全…も
表にはありましたので、
たまご堂に
お越しになった方の
仰る可能性もゼロではない…。
ましてや、
パパ側の因子もあるかもしれない…
というのは、ビックリですよね。
私も、早期流産の経験者ですが、
赤ちゃんの方が
育つための力をもっていなくて、
自分の方から
やり直しを伝えてくれているのが
早期流産
と、とらえています。
なぜなら、
ちゃんと
着床できたんですから。
着床には、
ママ側の要因は大きいので、
着床できたというのは、
ママ側に問題はないはず。
次のステップを踏むためには、
赤ちゃん側のポテンシャルが
どうしても大事なんですよね。
赤ちゃん側に
染色体など
何か問題があると
次には進めない…。
お母さん側ができるのは、
赤ちゃんが育つための【器】
の状態を整えてあげること。
つくづく
お産って、
赤ちゃんとママの
2人の共同作業なんだ〜
と、思います。
そして、
産まれる時の
分娩時の
赤ちゃんのポテンシャルを上げるのに、
たとえば、仮死で生まれるとかでなく、
狭い産道を通って
自分から産声をあげられる力を
キープできるように、
ポテンシャルを上げるのに、
妊娠中のママ側のケアが
決め手となる!
そのための
妊婦さんケアなんだなぁ〜と、
早産経験者(私)は、
しみじみ思うのです。
もっとお腹の中にいる時に
大事にしてあげたら…
と、
何億回、思うのですよね。
その子の
その後の長い人生のスタートに
関われる者として、
安全で安心なお産をつくれるのは、
ママ自身の養生だなあと。
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