今の私の年齢より上の時に、全く経験のない介護の世界に飛び込み、資格をとるために毎晩勉強をしていたのを思い出します。
体力に合わせて、働く時間は短くしてきてはいましたが、それでもよく続けたなぁと思います。
もう70歳は目前。ばぁちゃんがばぁちゃんの介護していた感じです。笑
仕事前に毎朝王子を保育園に送ってくれていたのですが、仕事の時間を気にして急かすのが嫌というのが、辞めた1番大きな理由。
だから、父に朝の送りを頼むようになってからは、「もう少し早く送ってくれたら辞めんかったかもしれん」と、残念そうにつぶやいていました。
ちなみに父も協力してくれるようになったのは、これが始まり
辞めるのが残念というくらい、好きな仕事だったようです。
連休明けに利用者の人から「なご(長く)見らんやったなぁ!(会えて嬉しいの意味)」と言われたり、
歌を一緒に歌ったりするレクをやった後には「あんたのはよか(あなたがやるレクは楽しい)」と言われたりする話をよくしていました。
他にも、あのおばぁさんはこんなところがかわいいという話もよくしていました。
退職を決めてからは、同僚から「2時間でもいいから来て!」と言われるので、「じゃあ送迎して〜!」と、返していたらしい。
(往復で1時間ほどかかるので、2時間の仕事のために通うのはだいぶ割に合わないw)
今日も、「1ヶ月くらい休むだけやろ?」とか、上司に制服を返すと言ったら「また来てもらうから持っといて」とか、
「4月からまた来るとやろ?」とか、
そんなことばかり言われたと嬉しそうに話していました。
大変だと言われる職種なので、もちろん大変なこともたくさんあったと思いますが、
母が家で話すのはだいたい上に書いたような話が多くて、本当に好きな仕事だったんだろうな、と思います。
仕事って、大変なこと・我慢することではなく、
仕事って楽しいことと思える、貴重な情報発信者です 。
そのうち、「また仕事始めようかな〜」と言いそう(というか、すでに思い始めている様子w)ですが、
どっちにせよ、しばらくはゆっくりして、畑いじりでも楽しんでくれたらいいなと思います。
長ーーーーーい間、お疲れさまでした。
ありがとう!!