続けて「筏が組めないと

ころは修羅を張った」

「落差25㍍の足場の悪

い滝に修羅を張るのに、

腕利きの工(たくみ)を

大勢必要としたから『千

工の滝』と名付けられた」

と語った。精悍な男達が

、価値ある木材を傷つけ

ないよう危険な岩場で

懸命に働く姿が目に浮

かんだ。