源流の価値と可能性 河川文化を語る 2こうした時代背景の中、紀伊半島特有の地形、気候、植生などの自然環境に根ざして育まれた多様な信仰の形態をバックボーンとして、紀伊山地には、「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」と呼ばれる顕著な三つの霊場とそれらを結ぶ「参詣道」が形成されていきました。