01/13 東京都交通局上野懸垂線〔上野動物園モノレール〕 | ななのこべや

ななのこべや

鉄道関係を中心に、バスや飛行機、花や自然の景色まで、 興味を持ったものいろいろ載せています。
緊急事態宣言の発令中は、古いネタでお茶を濁すことがありますので、ご了承ください。
古い記事について、写真の差し替え・文章の見直しを行っております。

----------

2019/01/23。
東京都交通局のプレスリリースにて、
上野動物園モノレールの運行を2019年11月1日から休止すると、発表がありました。
車両の老朽化が休止の理由だそうです。
上野動物園と言えばモノレールに乗る事が楽しみな子供たちも多いですし、何とか残って欲しいですね。
----------

1月13日(日)に、近くに保存されている都電車両を見に行ったついでに、上野動物園のモノレールも見に行って来ました。
上野動物園のモノレールは、公道により分断されている東園と西園を結んでいます。
動物園の遊戯施設ではなく、鉄道事業法に基づいた交通機関で、正式には「東京都交通局上野懸垂線」と云い、東京都交通局の路線の一つです。
日本初のモノレールであり、当初は実用化実験的な要素もありました。

現在の車両は4代目となる40形(1編成)。
丸っこい車体は、動物のイラストが描かれています。

 

 

 

 



西園と東園を結ぶ「イソップ橋」から。
右の工事中区画には、ジャイアントパンダの新展示舎が建設される計画です。


屋根上部に設置されている集電装置。


乗降ドア側の側面。


一部の支柱には、製造に係わった「石川島重工業」の銘鈑。


西園駅のホームにあった東京都交通局の銘鈑。
1957年10月の架設。もう60年以上も前です。


西園駅⇒東園駅で乗車しました。
車内は運転席の後ろは正面向きで、他は窓向きのロングシート。
シートは子供サイズに合わせているので、ちょっと狭いです。
(車内の写真は未撮影です。)

運転席。反対側の運転席は、コンソールが紺色です。


東園駅には“モノレールの踏切”があります。
出口側の方しか撮れなかった。こちら側は車両は通らないので、単に桁下に通路があるだけ。


どうせなら東園駅⇒西園駅も乗ろうと思ったら、物凄い行列。
諦めて東園をうろついて、正門側から出て帰宅。

〔訪問日:2019/01/13〕
でわ~(*´ω`*)