「高校授業料無償化になっても、遺児母子家庭の45%が教育費の不足を訴えています」


第81回あしなが学生募金 (中島善徳局長・帝京大学4年)「オープニングセレモニー」が、10月22日、東京・JR有楽町駅前で行われ10月23日、24日、30日、31日の4日間、全国一斉200拠点行われる街頭募金への協力を呼びかけました。

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あしなが育英会は、病気や災害、自死(自殺)で親を亡くした子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。

《天下り先にしか国は助成金を渡さないの?》


あしなが育英会が8月に行った「遺児家庭の母親アンケート調査」(調査結果詳細 10の発見 母の声 )によると、高校授業料無償化でも44.7%が「教育費不足」で、公立高校生世帯の33.3%、私立の20.1%が「教育費の負担が変わらない」と答えていました。「さらに負担が増えた」が公立15.4%、私立9.6%でした。 ※「10年8月遺児家庭の母親アンケート調査」の結果を踏まえ、第81回学生募金では「無償化でも遺児には奨学金が必要。あしながさん大募集!」を約1万人学生が全国の駅頭・街頭で訴え協力を呼びかけます。


遺児は、日本には40万人、世界中には2億人いると推計されています。かけがえのない親を亡くし、孤立している遺児たち。経済的にも精神的にも、ますます追い詰められています。


遺児のお母さんが働いて得る年収は、平均して149万円足らずです。奨学金を借りている奨学生数は6千人を越え、1999年の1.6倍になりました。
大学や短大への進学率は41%で、全国平均より13ポイント低く、高校卒業後の就職希望者の半数は「生活苦」のため進学を断念しています。
2010年度から「公立高校の授業料無償化」が実施されましたが、6割の高校奨学生が、すでに授業料減免制度を受けています。(以上のすべては2010年あしなが育英会調査)
公立高校でも授業料以外の学費は年間40万円、私立の場合は80万円が必要で、奨学金のニーズは高いままです。(2006年文部科学省調査)


どんなに頑張っても時給730円。重労働をして倒れたら路頭に迷うしかないのでしょうか。(北海道・44歳)


資格があっても以前のように仕事ができず、自分で自分が情けない。親としては子どもに申し訳ない気持ちで一杯です。この先ちゃんと仕事に就けるか不安な気持ちで一杯です。(長野・47歳)


遺族年金もなく、働いただけの収入だけで頑張っても生活保護世帯より少ない収入に悲しくなります。夜勤で働いた方が収入がよいため仕事を代えましたが、給料前の1週間はほとんどお金が残っていません。正社員でないのでボーナスもなし。とても不安で仕方ありません。(鹿児島・49歳)



ご支援いただける方へ


継続したご寄付や単発のボランティア活動など、さまざまなご支援方法があります。親を亡くした子どもたちをご支援くださっている方々に、心よりお礼申しあげます。



交通遺児には、運輸省管轄の交通遺児育英会 があります。

阪神淡路大震災で親を亡くした子どもたちに交通遺児育英会は何ができたでしょうか。

『親がいない』同じ立場の同世代の子どもたちが何を感じたでしょうか。

最近は悲しいことに自死《自殺》が増えています。

社会に追い詰められた方が自ら選ぶ道かもしれません。

残された家族は、経済的にも社会的にも、そして精神的にも、大きな負担を抱えてしまいます。

安心して暮らせる社会は与えられるものではなく、社会に参加している個々の力で作り出すものではないでしょうか。


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