まずは得意とするギターの話から。今からもう20年位前の話。
とあるSNSの交流サイトで、gibson レスポールの偽物を撲滅しようという話が、盛り上がっていた。
gibsonのレスポールというギターは、エレキギターの代名詞のようなギターで、1950年代から製造されている定番中の定番。
1958年〜1960年に製造された個体は特に人気が高く、1本数千万
〜億で取引されるプレミアムな楽器。
若き日のエリック クラプトンも愛用者の1人です。
そんな高価なギターなので、本家gibsonでも当時の仕様を踏襲した再生産品を製造している。それでも1本50〜100万位。
という訳で、1本3〜5万の海外製の偽物が出回っており、それを買うのは止めましょうという内容で皆が思いを書き込んでいたところ、極める人が登場した。
曰く「本物というのは1958年〜1960年に製造されたものだけで、それがgibsonの再生産品であってもそれは本物では無い偽物だ」と。うーん、手厳しい。話としては全然間違いではないのだが、gibsonの商品であれば再生産品であれ本物とするのが一般的で、なかなか皆の賛同を得れるようにはならなかった。
前置き話が長くなったが、本題のブリーダー業で極める人の話。
ルビノーやルチノーで赤目同士の交配は駄目と言う方は、今までそこそこお会いしたことがあったが、赤目の交配自体NGという方がいた。
スプリットの黒目×黒目雌での交配しかしていないとのこと。うーん、それでは生まれる赤目の頻度が少ないので、1羽10万位にしないと、採算ベースにならないと思うのですが••••。
事業として持続可能な価格帯というのがあるので、現実的にはなかなか難しい話です。
黒目のローズも頬の黒ずみがなければ、もうちょっと人気が出ると思うのですが。