先週は動物取扱業更新に伴う、飼育施設等の視察を受けました。
短時間ではありましたが、検査内容は非常に濃く、以下の項目をチェックされていました。
・飼育施設内のケージのレイアウト及びケージ数、飼育頭数
・ケージ等の清掃を行う専用の水道設備(洗い場)があるかどうか
・消毒に使っている洗剤の種類と保管場所
・飼育施設に換気設備がついているかどうか
・病気の個体が発生した場合の隔離場所が確保できているかどうか
・過去5年間の帳簿(飼育記録台帳)のチェック
視察後いろいろお話を伺いましたが、近年、犬猫の多頭飼育崩壊等で相当検査も厳しくなっている印象で、次回提出する書類も大幅増です。飼育記録台帳(毎日の清掃、健康状態のチェック等を記入)、新規に種鳥等の購入時の記録、譲渡時の記録、死亡時の記録等・・・。
新規での免許所得についても、今までは①取扱業を持っている店舗、施設での半年以上の実務経験②指定の国家資格の所持のうちどちらかを持っていればOKでしたが、今後は①②両方がないとダメとのことでした。
私は②で資格を取りましたが、①は結局ペットショップで半年働かないとだめという感じになりますので、本当に狭き門になりそうです。
自宅等で小規模でやられているブリーダーさんは厳格化で廃業されるのでは?と心配になるようなレベルでした。
しかし売り手側を厳格にするより、今は全く規制がない状態のお迎え側の法整備の方が、先の様に思います。
せめて半日程度の講習の義務化とか、とにかく衝動買いが出来ない仕組みを作ってほしいところです。
秋雛第一弾巣上げしてさし餌スタートです(御予約済)。
今年最後の巣上げになりそうな予感が(苦笑)。