ニールバリューに、「自らの限界を決めない」という項目があります。
文字通り、高みを目指し続けるっていうことなんだけど、ここで大切になってくるのがセルフイメージ。
自分という人間を、他ならぬ自分自身が、どう定義づけしているか、で、方向が全く変わってくる。
逆にいうと、正しい(この言葉には少し語弊があるけど)セルフイメージを持つことができていれば、おのずと能力は高まっていく。
稲盛塾長が唱える
仕事の結果=考え方×能力×熱意
このうち、考え方の部分に、セルフイメージがカテゴリーされていると思います。
まず、自分がどうなりたいのか、どうなるために生まれてきたのか、を、十分に深掘りする必要があると思います。
起業家として成功するのか、会社の中で成り上がっていくのか、どの分野で、どこまでいくのか。
会えば必ず、「俺もそろそろ起業して、、、」みたいな話をされる方がいますが、私が見るところ、そういう人のセルフイメージは、完全にサラリーマンです。
起業が全てではないです。会社という守られた状況の中で、高い生産性を発揮して会社を引っ張り、後輩を育て、社会に貢献していく姿を、私は尊敬します。
残念ながら、向き不向きというものも、少なからず存在します。なりたい自分となれる自分。自分とは何者なのか、なんのために生まれてきたのか。誰も教えてくれないです。自分で考え、セルフイメージに落とし込むしかありません。
私も、セルフイメージが低下するときがあります。多忙過ぎる時、新しいチャレンジがうまく行かない時、周囲の反対されながらプロジェクトを進める時とか、パワーダウンを痛烈に感じます。
私の場合は、ランニングやバイクを漕ぐことで、弱ったセルフイメージを復活させます。
どんなに強い人でも、弱る時はあると思います。だから自分なりの復活メソッドを編み出して、早く、確実にセルフイメージを元に戻す必要があります。
高いセルフイメージをかかげ、それが落ちないように、都度メンテナンスする。たまにはセルフイメージの棚卸をして、再構築する。
というプロセスが必要だと思っています。
限界を突破して、さらなる高みを目指していくためのベースとして、セルフイメージを高め、常にメンテナンスを怠らないことが大切ですね。