「きじかな」
「あの外見が、むしろ武器になった」
というのは、『人は見た目が9割』(新潮新書)の著者・竹内一郎さんだ。
「もし彼女が美人だったら“何かあるかもしれない”と警戒していたはず。あの外見で尽くす姿勢を見せていたからこそ信じ、“オレが助けてあげなければ”と勝手に思い込んでしまったのでしょう」
近づいたのは女性経験が少なかったり、寂しかったりする男性で、竹内さんは木嶋被告がそうした男性を次々に見つける鋭い“嗅覚”をもっていたと見る。事実、大出さんの母親が法廷で証言した内容によると、木嶋被告について大出さんは、「彼女は太っててね。美人は3日で飽きるけどブスは慣れるし、まあいっか」などと語っていたという。
世の女性は、なぜ「きじかな」が男を手玉にとれたのか?がとても気になる。
だから、裁判の傍聴にも行きたがる。
あの外見でなぜ?
その理由を知りたいのです。
鈴のような声だから?
お嬢様育ちのおっとりしていて優雅な身のこなし?
男性を見分ける嗅覚・・・そういったものもお持ちなんですね。