この前、「名もなき家事」について書かせていただきました。
そのときに、我が家のごみ事情について漫画にしてみたく、
しばらく描いていなかった漫画を描きかけました。

ところが久しぶりにApple Pencilを握ってみると
タブレットに貼ったツルツルのガラスっぽい保護カバーは、
以前使っていたペーパーライクに比べると、滑って描きにくいのです。

その上、元々乏しい画力がすっかり衰えていて、とてもダメなことになっていました。

私は実は絵を描く時、デッサン力などもほとんどないので、
自分の手や足を見ながら手や足を描いたりしますし、
そもそも、2Bの鉛筆でケント紙にのろのろと描いても描き損じが多く、
何回も消しゴムで消して描き直し、最後にインクを入れる手法(手法?!) 。


「完璧な丸が一度で描けなくなった。もう俺は駄目だ」

と嘆いたという、神の手塚治虫先生の反対の極にあります。





これが、描きなおし始めた一コマ目で、そのあとぴたりと止まって、全く描けません。
言いたいことがいっぱいありすぎて、どうしたらいいのかわからないのです。
(そしてゴミ袋を持つ手がなんだか変です)

それで漫画の完成は後日ということにし、
書きたいことだけ書いて逃げていくことにしました。



我が家は四人暮らしだった時、見えない家事が今の10倍ぐらいあって、
家族の肩代わりでやることを終えたら、1日が終わる感じでした。

幼児二人がいたわけであはありません。
むしろ、大きくなっていた、成人の娘二人が、ほぼ家にいないが、
しかし、いる間は大人一人分の営みをして、
あとは全てけちらかしてまた出ていくので、どうにもこうにも始末におえません。



夫と二人暮らしになったら、

(二人ってこんなに楽なんだ・・・・)

と本当に驚きました。


こちらに戻る前の名古屋の3LDKの社宅には、
3部屋とLDKが一つ(当たり前ですが)あり、その各部屋に、

(せめて燃えるゴミと燃えないゴミぐらいは、捨てる人が分別して欲しい)

と願い、個ずつゴミ箱を置きました。

それでも、ごみの収集日には、
ペットボトル・缶・ガラス瓶・プラ・燃える・燃えない、その他が、
まんべんなく良い感じに両方のゴミ箱にまじくりあって入っているのが常態。


そして、文句を言いたい相手は帰ってきてないとか、
もう出てしまったとか、仮死状態に近い熟睡をしているとかで、どうもならず、

たーくーもーおー!

と呟きながら、一生懸命私が分別するのが常でした。



今は、住んでいる市のルールに従って頑張っています。

LDKには、台所に置いてある3分別できる小型のゴミ箱が一あるきりです。
すごくないですかっ?



黒いボタンを押すと軽く開く上の2つと、下の大きいのは足で踏みますので、
いつのまにかゴミ箱の上がギタギタに汚れてくると言うことはありません。

ここに「燃やせないゴミ」「燃やせるゴミ」「容器包装プラスチックゴミ」
が集まってきて、あとはリビングのカウンター下のデッドスペースにある
古紙専用のゴミ袋があるだけです。これは、

「可愛い袋が何気なくそこにある」

体を装った、古紙回収の日に出す、乾いた紙ごみ用のゴミ袋です。

アメリカから来た友達が何枚もくれた買い物袋のうちの一つで、
その中に、最近のAmazonが配達に使っている丈夫な紙袋を入れ込んで、
「古紙」の日に出すのです。





「古紙」とは、リサイクル可能な紙であり、燃えるごみだからといって、
「燃やせる」ごみとは一緒にしてはならないのです。

古紙の定義付としては、具体的には、

雑誌・本・お菓子の箱・ハガキ・封筒・メモ用紙・コピー用紙・チラシ
包装紙・紙袋・手でちぎった紙(はぁ?)などに加え、牛乳パック。

しかし、同じ「飲み物の紙パック」でも、内側にアルミ箔が貼られていると
これは、「燃やせないごみ」に出さなければなりません。
紙パックだし、いいよねと思っていると大間違いで、
これらは、「燃やせるごみ」ですらないのです。

混乱します。


古紙は水に濡れても再生できるため、雨天でも持って行ってもらえます。
雑誌・本・牛乳パック(くれぐれも内側にアルミ箔があってはいけない)、
これらを紐で結ぶのはわかるのですが、「古紙(=雑紙)」のほうは、

「紙袋に入れるか、紐で縛らなければならない」

と決められています。

このようなルールがあるたべに、紙袋不足に苦しむ多くの市民用に、
市のHPでは、

「市の広告紙やチラシを使っての雑紙袋の作り方」

を紹介しており、作りかけてあまりの面倒臭さに私は挫折しました。


市民の皆さんは、万々一にでも、これらの「古紙・古布・雑紙」を捨てる際には、
そこらへんの適当なビニール袋や段ボール箱を、

「捨てるための容れ物に使ってはならぬ」

ということになっています。


長くなりますので(え〜そうなの?😩)、ここで一度やめますね。