「大ちゃんはね、私のこと好きなんだょ」






…好きなんかじゃないや!






「ほら見て!手紙もくれたの♪」






…ぼく、そんなの書いてないのに…






大ちゃんはとうとう我慢できなくて言いました。


「バカッ!あっち行けっ!バーカッ!!」






リカちゃんは泣きながら先生に言いました。


「大ちゃんがひどいこと言ってきたの」








…でも


ぼく、悪くないもん。






だけど、


「大ちゃん、そんなこと言っちゃだめでしょ。」


と先生はぼくに言った。






悪くないもん!って思ったけど、


何も言わずに我慢してたら


どんどん泣けてきた。




「うわ~ん!」






「そうでしょ、ダメなことがわかったでしょ。


もういいから仲直りね。リカちゃん、大丈夫?


さぁさぁ大ちゃんも泣き止んで、あーくーしゅっ♪」




「リカちゃんよかったね♪


大ちゃんももう言わないよね♪


二人ともいい子いい子♪」





…でも


ちがうんだもん!



大きらい、大きらい!リカちゃんも先生も大きらい!!
今日はもう遊ばない!


…でも
明日はわかんないけどね♪