和布刈神社
門司港駅 から徒歩25分、路線バス利用で最寄の和布刈神社前停留所へ10分程度です
私は門司港駅に行った時は、時間が無く行けませんでした
その後、下関駅に行った際に関門トンネル人道を通って訪れました
現地説明文
九州最北端に位置するこの神社は、社記によると、仲哀天皇九年に比賣大神、日子穂々手見命、鵜葺草葺不合命、豊玉日賣命、阿曇磯良神の五柱の神を祭神として創建され、江戸時代までは、速戸社とか隼人社と呼ばれていました。
近世末までは、時の領主である大内氏、毛利氏、細川氏、小笠原氏の崇敬庇護厚く、神殿前には細川忠興公が寄進した灯籠があります 。
この神社には古くから和布刈神事が伝えられていますが、李部王記によれば、和銅三年(七一〇)に和布刈神事のわかめを朝廷に献上したとの記録があり、奈良時代から行われていたものです。
神事は、毎年旧暦大晦日の深夜から元旦にかけての干潮時に行われます。
三人の神職がそれぞれ松明、手桶、鎌を持って海に入り、わかめ刈り採って、神前に供えます。
わかめは、万物に先んじて、芽をだし自然に繁茂するため、幸福を招くといわれ、新年の予祝行事として昔から重んじられてきたものです。
神事のうち、わかめを採る行事は、県の無形民俗文化財に、また、当神社に伝存する中世文書九通は、市の有形文化財に指定されています。
北九州市
北九州市教育委員会
現地説明文
謡曲「和布刈」と和布神事
ここ和布刈神社では毎年十二月晦日寅の 刻(午前四時)に神宮が海中に入って水底の和布を刈り神前に供える神事がある。
今日はその当日なので、神職の者がその用意をしていると、漁翁(竜神)と海士女(天女)とか神前に参り「海底の波風の荒い時でも、和布刈の御神事の時には竜神が平坦な海路をお作りなさるから出来るのである」と神徳をたたえて立ち去った。
やがて竜女が現れて舞い、沖から竜神も現れて波を退け、海底は平穏になった。
神主が海に入って和布を刈り終わると波は元の如くになり、竜神は竜宮に飛んで入る。
神前へ御供えの後最も早い方法で朝廷へ奉じ られた。
史実に現れたのが元明天皇和銅三年ですので、それ以前神社創建時より御供えとして困うる為神事が行われていたと思われます。
謡曲跡保存会
拝殿
潮の流れが早く、潮の流れを見てるだけでも楽しめましたが、たまに大きい貨物船が通ったりして、更に楽しめました
和布刈公園
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(202009)