駅前(西側)
西側の駅前は何も無いですが、駅の南側と北側には集落が形成されています
自転車置き場と車が乗り入れできる程のスペースが確保されています
駅入口付近から見た景色ですが、目の前は田畑しか無いですね
駅前(東側)
兵庫県道3号線に接していて、県道の横は円山川が流れており、山と川に挟まれています
また玄武洞駅付近は地図(航空写真)を見ると良く分かるのですが、扇状地のような地形になっています
駅へはなだらかな坂を上って行きます
全但バスの玄武洞バス停があり、待合室(写真左)もあるようです
路線バスの本数もローカル路線バスにしては本数多めで、但馬空港へのバスも停車するようです
駅舎
簡単な造りの駅舎で、駅舎内はベンチが1セット設置されているだけです
また駅舎にトイレがあります
駅名標
相対式ホーム2面2線の地上駅です。
豊岡駅と城崎温泉駅の駅間は約10kmあり、当駅はちょうどその中間地点にあるため、列車の交換もできるようになっています
時刻表
・玄武洞
玄武洞駅から円山川の対岸にある玄武洞までは距離にして500mぐらいです
但し、駅から玄武洞までは約5kmの道のりがあり、1時間ぐらい歩く事になります
何でそんなに距離と時間がかかるのかというと、目の前にある円山川にかかる橋が、玄武洞駅の目の前には無く、迂回して行かなければならないからです
駅名につられて行ってしまうと大変な事になります
事前に予約をすれば、駅近くになる船着場から渡し船で10分弱でアクセスできます
玄武洞は国の天然記念物に指定されています。太古の昔の火山活動により形成され、その後、人によって石を採取したため洞になったそうです
玄武岩の創る景色は壮観でした
・上山区
玄武洞駅から徒歩7分ぐらいです
駅西側出口から歩いて行くと田園風景が広がり、真夏の暑い時期でしたが、とても気持ちよく歩けました
玄武洞駅付近は古墳もあり、かなり昔から人が定住していて、歴史のある場所であるのがわかりますね
【現地説明文】
一、ケゴヤ古墳 (字ケゴヤ)
(県指定史跡)
南に開口する横穴式石室を内蔵する円墳で、 六世紀頃のものと思われる。石室の規模は、奥行八・ニニメ ートル、幅二・一五メートル、高さ二・三三メートルである。
二、亀の甲石 (北ノ脇)
玄武岩質でやや赤味をおびた「亀の甲」に似た板状節理を有する岩石である。 広さは南北に五~六メート ル、東西に七~八メートルある。成因は、池ヶ平や来日岳の中腹からの溶岩噴出に当り、落石した際、冷却する過程で形成されたものと思われる。なお対岸の柱状節理を有する玄武洞との対比もおもしろい。
三、上山城跡 (字北ノ脇)
城主はこの村の土豪である上山氏で、 天正三年(一 五七五)十月十五日の野田合戦に田結庄氏と共に戦い敗れ上山氏は衰えた。
四、二十三夜塔 (上山辻堂内)
「二十三夜まち」(旧暦十一月二十三日)とも言われ、夜半の月の出を拝んで解散する。ずっと古い習慣では、僧侶山伏を招いて、ご祈祷をしてもらっていた。
五、青山神社杉樹林 (青山神社境内)
青山神社境内の杉林は管理もよく、神社の景観をかもし出している。 内川村誌の文化財一覧には、保護樹林としてあげられている。
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(202008)