名勝月ヶ瀬梅林の石柱

この石柱を起点に右手へ進んで行くと梅林に行くことができます。
左手は自動車用の道路で観梅することはできません。


観梅道

所々にお土産屋さんがあり、特産品の梅干しやお茶などが売られています。

山の中であることもあり、けっこう高低差があります。歩きやすい靴で行く事をオススメします。


一目八景




名張川




梅林





城州白 推定樹齢二百年

十五世紀頃には数万本の梅林が成立していたと伝えられているが、当初『大和野梅』が中心であったが、次に『改良梅』とよばれた城州白が植樹された。この古木は烏梅の一大産地となった江戸後期に植えられたもので樹齢二百年と推定される。烏梅造りの最盛期が偲ばれる古木である。
(説明文より)



梅林






梅の品種園



ベンチがいたるところにあり、お弁当を食べるのに最適です。おにぎりおにぎりとおかずを持参していたので、この場所で梅を見ながらお昼を食べました。


月ヶ瀬橋




月ヶ瀬梅の資料館の梅

観光案内所になっているので、パンフレットや散策マップを入手する事ができます。

烏梅について
特産品の梅を原料とする烏梅、遠く室町時代から西陣織等の紅染の媒染剤として利用された。近年、漢方薬としても脚光を浴びつつある。(月ヶ瀬の資料館より)

現在、伝統的な烏梅づくりの技法を受け継いでいる人はこの月ヶ瀬で1人となっているみたいです。


茶畑

月ヶ瀬地区を散策するには最低1日は必要と感じました。今回は梅林を目的に来たので他のスポットへは行きませんでした。梅林は3時間程あれば、主要な場所は観梅できました。その他、月ヶ瀬温泉や尾山代遺跡、国指定文化財菊家家住宅、お寺・神社などがあります。

梅まつり期間は月ヶ瀬口駅からバスで行く事ができますが、それ以外の期間は月ヶ瀬口駅からのアクセスは困難だと思います。
期間外に行く場合は奈良駅から定期バス路線があるみたいです。ただ本数は1日数便みたいです。