M印ツウの方にはご存じの方も


いらっしゃるかもしれませんが


M印スタッフの名札には


種類が2つあります。




1つはプレーンなナイロン?の名札。


もう1つは立派なヌメ革の名札。



勤続歴や役職は関係ありません。




年に1度の「匠の技」という


接客技術を競うM印の大会で


地区大会を勝ち抜き、


全国大会に出場できた猛者


(※1度の大会で20名ほど)に


前述のヌメ革の名札が与えられます。






実は、たまきの名札は、ヌメ革です。





でも


たまきは匠(全国大会出場者)


ではないです。









2年前の夏。



たまきは闘病・2カ月の


入院生活を送っていました。





ちょうどその時に開催されていた


匠の技大会で


たまきのすきなひとは


地区大会を勝ち進み、


全国出場を果たしたのです*






(この時期)全国のM印スタッフが


顔と名前を知っているという


有名人にすきなひとがなって


すごく自慢の恋人だと思いました。



というか、自分のことのように


わたしも家族も嬉しかったのです◎



表彰状、病室に貼ってたものw







そして、それから1年。


たまきが復職して半年。


彼が転職のために退職する時


そのヌメ革名札をくれました。





プレーン名札のたまき、


嘘をつく(全国行ってないのに、、、)


のはいかがなもんかと渋っていたら


当時の店長が背中を押してくれ




たまきは名札をプレーンから


ヌメ革に換えました。






ずるっこ匠。


でも、やめられないのです。





立派なもの提げてるからには



頑張らな!って思えるし、



何より彼から譲りうけたもの。



あの時のわたしの気持ちとか


あの時のすきなひとの気持ちとか


いっぱいいっぱいこもってて。




変な言い方やけど、


形見みたいな感じなんです。



絶対にかえのきかへんもんやから。




大きな声では言えないけれど


もしかしたら指輪より大事かも。





まとまらんくなってきたー



そんな、名札のおはなし。