尖閣諸島と中国の三戦 | 経済、社会を考える

尖閣諸島と中国の三戦

 日本の尖閣諸島国有化後に、中国は報道などを通して、「日本との戦争に備えている」などやたら日本を挑発している。この背景には、中国人民解放軍の敵や文民に衝撃を与えて士気をくじく「心理戦」、国際法を利用する「法律戦」、国内・国際世論に訴える「世論戦」の3つによる「三戦」の軍事思想があるからだと思われる。中国国内のガス抜きの為に日本に対して強い姿勢を示すとともに、日本を挑発し自衛隊をおびき出し、自衛隊に攻撃させ自衛隊に対して悪い国際世論を作り上げ、世界に尖閣の領有権を主張する戦略だろう。

 日本はこれに対して、まず、海上保安庁が尖閣の警備に当たる。そして、中国海軍が出てきたら自衛隊が出動する。もちろん先制攻撃はしてはいけない。中国が攻撃してきたら反撃する。とにかく国際世論を味方につけることが大事だ.もし尖閣に中国軍が上陸してきたら、すばやく奪還作戦を実行し、世界に対して中国軍の侵略に対して断固戦うと宣言する。とにかく日本の領土を守る姿勢を世界にアピールすることが大事だ。